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Gravio 4からCO2データをUnidotsに送って可視化する

Last updated at Posted at 2021-04-02

少し時間が立ってしまいましたが、GravioでCO2データを可視化シリーズの第4弾でございます。
今回はUnidots社が提供するサービス「Ubidots」です。
このサービスは結構おすすめで、比較的安価な割にダッシュボードの表現力が優れていることです。海外サイトですが、そんなに難しくないのでトライしてみることをおすすめします。
個人利用はUnidots STEMといい、3デバイスまで、各デバイス10種類までのデータを無料で保存できます。4デバイス目から10デバイスまでは1デバイスあたり月額 \$4.5 で追加できます。それ以上、もしくは商用利用であれば、月額 \$49から使えます。(2021/4/2現在)

image.png

過去3回はこちらをどうぞ。

使用環境

今回からGravioは4.2です。

  • Raspberry Pi 4 Model B w/4GB RAM
  • Ubuntu Server 20.04.2 LTS
  • Gravio HubKit v4.2.0-6524
  • Gravio Studio v4.2.4091.0
  • Gracio CO2センサー (Gravio Standardの契約が必要)
  • Ubidots STEM

事前準備

手順

デバイスの作成

まずデバイスを作成します。上のメニューからデバイス画面に移動します。

image.png

右上のアイコンをクリックして、 Add new Deviceをクリックします。

image.png

テンプレートにはないので、Blank Deviceをクリックします。

image.png

Device nameに「CO2」、Device labelを「co2」として、左下のボタンをクリックし、デバイスを作成します。

image.png

デバイスができました。

image.png

アクションを作成する

Ubidotsにデータを送信するアクションを作成します。詳しくは、以下の公式ドキュメントを読んでください。
https://ubidots.com/docs/hw/#send-data

内容をザクっと書いておきます。

  • データは https://industrial.api.ubidots.com/api/v1.6/devices/{DEVICE_LABEL} にPOSTで送る
  • フォーマットは {"{variable-label}": VALUE} で送ります
  • 認証情報は、X-Auth-Tokenヘッダーにトークンを渡します。

さて、Gravio StudioでHubKitへログインします。
新しいアクションを作成し、HTTP Request コンポーネントを追加します。

image.png

HTTPメソッドにはPOSTを選び、URLにはhttps://industrial.api.ubidots.com/api/v1.6/devices/co2を指定します。co2はデバイスのAPI Labelを指定します。
Pre Mappingsでは次のように指定します。

cv.Payload = {"co2": tv.Data}
cp.Headers = {"X-Auth-Token": "<トークン>"}

cv.Payloadには送信するデータのボディをJSONで指定します。キーのco2は同じくデバイスのAPI Labelですね。値はセンサー値のtv.Dataを指定しておきます。
cv.Headersは、HTTPリクエストのヘッダを指定するときに使います。JSONというか、仮想配列のそれぞれのキーがヘッダ名となります。X-Auth-TokenというHTTPヘッダにトークンを指定して渡します。トークンは、デバイスの情報の中でTokenとして書かれているのでコピーしてください。
API Label、Tokenは、Ubidotsで作成したデバイスをダブルクリックすると画面の左側に下のような情報が表示されます。
Tokenは右側のアイコンを使って表示させたりコピーしたりしてください。

image.png

最後にアクションを実行すると、ダミーデータ 0 としてデータが送られます。

image.png

Ubidotsの方に戻り、データ画面を更新すると、変数が作成され、0.00という値が表示されました。

image.png

トリガーで連携

トリガーを作成し、有効化します。

image.png

結果の確認

Ubidotsの画面で、新しく追加されたco2という変数をダブルクリックします。

image.png

ちゃんとデータが連携されてますね。

image.png

ダッシュボードを使ってみる

ダッシュボードの作成

データが連携できたのでダッシュボードも使ってみます。

左上のロゴをクリックしてトップに戻り、ダッシュボードを作成します。
image.png

Name は「仕事部屋」とでもしておきましょう。

image.png

Add new Widgetでウィジットを追加していきます。

image.png

ひとまず Line chartを選択。

image.png

Dataco2を選びます。

image.png

できましたので、右下のつまみを引っ張って大きくします。

image.png

あとは適当に表示できるように編集したり、他のいろんなウィジェットを追加するとこんな感じになります。
image.png

ダッシュボードを公開

ダッシュボード名をクリックします。
image.png

ダッシュボード名右にあるシェアボタンをクリックします。
image.png

Create new linkをクリックしてリンクURLを生成します。

image.png

URLをコピーして利用します。

image.png

ダッシュボードを共有できました。

image.png

ポイント

  • Unidotsはデバイスを作成、その変数としてデータを送る
  • 表示系はウィジェットを使うと便利
  • ダッシュボードは他の人と共有できる

参考

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