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ゼロから始めるAWS【2022年春】

Last updated at Posted at 2022-04-24

はじめに

「AWSに興味はあるけど何から勉強すればいいのか分からない」という方のために、一年前は知識ゼロだった私なりの学習法を共有したいと思います。

ひとまず半年〜1年くらいで基礎を固められるレベルの内容です。
学習法を紹介するだけなので、AWSの概要やサービスの説明については割愛します。

自己紹介

  • 新卒2年目エンジニア
  • 大学では情報学を専攻
  • 入社前までAWSを触った経験はゼロ
  • 入社後にAWS主要サービスを使うようになった(Lambda, S3, EC2, API Gateway, CloudWatch, DynamoDB, RDSなど)

知識ゼロから開始!!

1. AWSome Day Online Conference
毎月第一水曜日にオンラインで開催されているセミナーです。
AWSの基本的な概念や主要サービスなどを初心者向けに説明してくれます。
"超"初心者の私にとっては難しいと感じたトピックも一部ありましたが、ここではまずAWSの大まかなイメージを掴むことができればOKだと思います。

早速こちらから事前登録をしましょう!

2. AWSome Day以外のイベントにも参加してみる
AWS イベントスケジュールをチェックして、興味のあるイベントには積極的に参加してみましょう。AWSの各イベント・セッションにはレベルがついていますが、LEVEL 100は「対象のトピックに関する知識が全くない人向けのセッション(by AWS公式)」なので、まずはこのレベルから参加するのがいいと思います。

ちなみに、メールを登録することで定期的にイベント情報を受け取ることもできます。
→登録はこちら
Screen Shot 2022-04-23 at 1.19.05.png

3. AWSのアカウントを作成して、無料利用枠を活用してみる
AWSには「無料利用枠」というものが存在します(詳細は公式ページに書いてあるので割愛します)。AWSのアカウント登録をすればどなたでも利用でき、特に12ヶ月無料利用枠は軽く触ってみる程度で超過することは無いくらいに余裕があるので、どんどん触ってみましょう。

AWSのコアサービスである Amazon EC2、Amazon S3、Amazon VPC、Amazon RDS あたりから触っていくのがおすすめです。
とはいえ教材なしに触っていくのは大変だと思うので、私が実際に使ってみて良かったものを紹介します。

※その前に、アカウントを作ったらまずやっておくべき作業("Day1対応"といいます)があるので、「aws day1対応」などと検索してみてください。

3-1. AWS公式の資料
・サービス別資料
これはハンズオンではないのですが、サービスごとに図を使って分かりやすく説明されているのでおすすめです。かなり多いので、気になるサービスやコアサービスだけで良いと思います。
AWS サービス別資料

・ハンズオン資料
勉強したい分野・サービスが明確にある人にとっては良いハンズオンだと思います。特に無い場合は次に紹介するUdemyのハンズオンのほうが一つずつ丁寧に学べるのでおすすめです。
AWS ハンズオン資料

3-2. Udemyのハンズオン講座
SAA(AWSの中級者向け資格)向けの講座ではありますが、サービスを全く触ったことのない初心者でも詰まることなくできました。
無料利用枠を超えないよう、有料サービスは消し方まで説明されているので安心です。

業務でAWSを使う機会が少ないという方は活用してみると良いと思います。Udemyのセール中なら2,000円台で買えます。
【2022年版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

4. AWS認定に挑戦してみる
私は物事を体系的に学びたい人間なので、なんだかんだでこれが一番良かったです。

AWS認定の種類とレベルは以下のようになっています。
certs1-191-1024x540.png
※専門知識では、新たにSAP on AWSという試験が追加されました。
引用:https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/engineertips-2021/

🌱 資格を取得しない方でも、こちらの参考書はサービスごとに分かりやすくまとめられているので、取っ掛かりとしておすすめです。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

🌱 プラクティショナーの勉強法についてはこちらで紹介しました
クラウドプラクティショナーの勉強法

🌱 色々な問題集や参考書を購入しましたが、試験対策で一番良かったのはこちらの問題集です。実際の試験に一番近く、良質な問題が多数収められています。
https://techstock.jp/

【おまけ】 AWS Deep Racerに挑戦してみる

AWS Deep Racerについてはこちら!
私の職場では新人研修の一環としてAWS Deep Racerでレースに出場しました。私は機械学習の知識もほぼありませんでしたが、初心者でもできるように環境が作られており、ゲーム感覚で気楽に学ぶことができました。気づいたらAWSの沼にハマっていたのは、これがきっかけだったかもしれません。
毎月OpenリーグとProリーグに分かれてレースが行われているのですが、Openリーグで上位10%以内に入るとProリーグに昇格できます。初心者の私も無事にProリーグに昇格できました。
モチベーションって大事!!
IMG_9056.JPG

おわりに

AWS初学者向けに勉強法をご紹介しました。あくまで自己流ですが、どのような方法であれ「AWSって楽しい!」と思える方が増えるといいな〜と思いながら書きました。
AWSは常に進化しているので、触れるようになったからOK・資格取得したので満足、とはなりたくないと思っており、私は先述したAWSのイベントに参加したり週刊AWSを読んだりして、日々情報をキャッチアップしています。

最後までお読みいただきありがとうございました 🚗 🏁

▽ 新人プログラマ応援イベント開催中!
https://qiita.com/official-events/3f21c92121aa125807b4

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