#概要
Botを社内で活用する際に、運用時を意識したBot設計をしたいけど、どんな風にしたら?と思う人にオススメのテンプレートです。
このまま使うも良し、これをベースにカスタムするも良し。
Bot Storeから無償でダウンロードできます。
なお、日本語化したものをここ<-にUpしておきました。
Framework to build task bots – Bot Store
#テンプレートに含まれるもの
含まれるものは以下の通り。
- フォルダ構造
- エラーフォルダ
- ログ
- スナップショット
- エラーフォルダ
- テンプレートのatmxファイル(Botの中身)
- ドキュメンテーション (Readme)
#テンプレートの構造
- ヘッダー部(タスク名、概要、最終更新日、最終更新者)
- エラー処理(初期設定部)
- 初期設定
- 各用途のフォルダパス設定
- 必要なフォルダが存在するかどうかのチェック
- 設定ファイル読み込み
- 一時ファイルのクリーンナップ
- Windows上の不要なアプリケーションのクリーンナップ
- エラー処理(メイン処理~終了処理)
- メイン処理部分
- 終了処理
#使い方
- Bot Storeからダウンロードし、インストール。
- 下記フォルダにインストールされます。
Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Tasks\Bot Store\Taskbot-Template-With-Best-Practices-AA\
3. Readmeを読む
4. 上記フォルダの下のMy TasksフォルダにあるテンプレートファイルTaskbotTemplateWithBestPractices.atmx
を任意の場所にコピーし、任意の名前に変更して使う。
#Readmeファイルの和訳
ベストプラクティスを盛り込んだタスクBotテンプレートのReadme
Bot概要
このBotは以下のような役割を果たします:
-
このBotはBot開発のベストプラクティスが組み込まれたもので、テンプレートや、開発の出発点として利用することが出来ます。
-
要件
Automation Anywhere Enterprise v10.7 sp2以降のバージョン
インストール
-
BotをBot Storeからダウンロードする。
-
<ボット名>.msiをダブルクリックし、指示に従ってインストールする。
※初めてのユーザ向け: “Bot Store”というフォルダがローカルディスクの<AA Directory>/My Tasks
の下に作成されます。 -
インストーラーが以下のフォルダ構造を以下に作成します。
- <AA Directory>
- My Tasks
- Bot Store
- Taskbot Template With Best Practices
- My Tasks
- TaskbotTemplateWithBestPractices.atmx
- Error Folder
- Logs (Folder)
- Error Logs Month-Day-Year.txt
- Snapshots (Folder)
- Error Snap Month-Day-Year.png
Botの使い方
1.TaskbotTemplateWithBestPractices.atmx
ファイルのコピーを作成する。
2.コピーした同ファイルを任意の名前に変更する。
3.Botに記載されているアクション/コードを確認する。
4.必要に応じてコメントやアクションを書き換える。
5.$vMainFolder$
といった変数の値を用途に応じた値に変更する。
6.Config File(設定ファイル)を設けるのは必須ではないですが、変化する値などを記載しておけるようにするため、使用を強く推奨しています。例えば、開発環境から実行環境へ移行する際に変化する値など。
このテンプレートはメイン/親 タスク向けに作らており、サブ/子タスク向けではありません。必要に応じて改変してください。
エラー処理 (Error Handling)
- 各Botのフォルダには以下の階層があります。
-Error Folder
-Logs
•Error Logs Month-Day-Year.txt: 何かエラーが発生した際にはこのファイルにタイムスタンプ付きのログが記録されます。
-Snapshots
•Error Snap Month-Day-Year.png: 何かエラーが発生した際にはこのファイルにスナップショットが記録されます。
- Botのタスクステータスは
failed
に設定されます。
#参考ページ
Bot Storeの使い方については、以下のページが分かりやすいです。
【Automation Anywhere】Bot Storeで新しい機能を追加しよう! - Qiita