連載予定
- Azure Active Directory B2Cの特徴と使いどころ
- 基本的な使い方(標準ユーザーフロー)を知る
- 基本的な概念(テナント、アプリケーション、ユーザー)を理解する
- ユーザーフローの日本語化
- パスワードレス認証 ★
- 条件付きアクセスを使って環境に応じた認証を要求する
- 柔軟な認証フローを実現する:カスタムポリシー
IDプロバイダー
IDプロバイダーはユーザーのID情報を保存および検証するサービスです。Azure AD B2Cはデフォルトで多数のIDプロバイダーに対応しています。
ローカルアカウント
これまで利用してきたIDプロバイダーがローカルアカウントです。
EmailやUsernameを選択した場合は通常のパスワード認証ですが、Phoneはパスワードレス認証になります。
Phoneを試す
Phoneを利用する場合はユーザーIDが電話番号として登録されている必要があります。サインイン方法でユーザ名を選択し、「+81電話番号」をユーザ名の値として登録します。
ユーザーフローで電話番号を使うように設定します。以前作成したB2C_1_signinを選びます。
IDプロバイダーを選びます。
Phone signinを選びます。
ユーザーフローを実行します
先ほど登録した国コード付きの電話番号を入力します。
国コードと電話番号が分離された画面になります。
SMSが届くので認証コードを入力しましょう。
JWTが払い出されました!