はじめに
みなさんこんにちは!
まずは本記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は、2023年10月に受験した応用情報技術者試験においての合格体験記を書いていこうと思います。
基本情報技術者の合格体験記はこちらのリンクからお願いします
実務未経験学生が半年かけて基本情報技術者試験に合格した話
この記事を見て応用情報にチャレンジしてみたい!
この勉強法取り入れてみたい!
と思うきっかけになっていただけたら幸いです
この記事を読んで得られること
- 合格までのロードマップを敷くことができる
- 午前試験に向けての学習戦略がわかる
- 午後試験に向けての学習戦略がわかる
この記事の対象者
- 応用情報技術者試験の資格を効率よく取りたい人
- 社会人で仕事をしつつ資格の勉強をしたい人
応用情報技術者試験を受験した理由
ITエンジニアを目指すにあたり、基本情報だけでは評価されづらい点があることを知ったから
ネットやYoutubeを漁ると、基本情報だけではITの資格は評価されづらく応用情報まで取得しているとIT技術者としてのスキルを証明され評価されるようになると知りました。
基本情報技術者試験は、IT技術者としての基礎知識を問う試験です。一方、応用情報技術者試験は、より高度なIT技術の知識とスキルを問う試験です。基本情報技術者試験に合格した後、応用情報技術者試験を受けることでより幅広いIT技術の知識を習得することができると思いました。
また、午前試験は基本情報と類似の問題が出るため、基本情報で得た知識を土台として期間を空けずに応用情報に臨むことで合格率は高まると感じましたので受験いたしました。
2. 試験前の自分のITスキル
- プログラミング( web系 )をサークルで1年やっていた
- Pythonを趣味で1年ほどやっていた
- 実務未経験
3. 学習期間
私は2023年の夏休み(7月下旬)から学習をはじめて10月の試験に臨みましたのでだいたい3ヶ月ですね。
夏休み中は、平日は1,2時間、 休日は多い日で5時間行っていました。
それでは本題の学習方法について説明していきます。
流れとしては、『 学習教材 』→ 『 学習戦略 』→ 『 学習方法 』で話していこうと思います
応用情報の具体的な学習方法について、午前と午後に分けて解説をしていきます。
合格率や他者の合格体験記を見ると午後試験で落ちてしまうケースが多いようですね。
私は基本情報に受かってから間もないということで午前試験よりも午後試験に注力しました!
それでは午前試験から説明していきます。
4. 午前試験対策
学習教材
私が午前対策で使った教材は過去問道場のみです。
午前対策はこれだけで十分でした。
学習戦略
結論から言うと、午前問題は「過去問を何周もする」に尽きます。
今回、基本情報技術者を合格してある程度の知識が備わっていることを前提とします。
その上で対策をお話しするため、応用情報から勉強する方は以下のリンクから午前試験対策を見ていただけると幸いです。
もし、私が応用情報から受験しようとした場合、以下のリンク先にある午前試験対策と同様の手法を取ると思います。
詳しくはこちらをご覧ください!
実務未経験学生が半年かけて基本情報技術者試験と応用情報技術者試験に合格した話 [ 基本情報編 ] ー 【午前試験対策】
学習法
(1) 過去問道場を 年度指定 で1回分解く
(2) 間違えた問題を中心に再度復習する
(1)(2)を5年分(計10回)終わるまで行い、一通り通したら残りは黄色と赤色の問題を緑色にできるよう色を絞って勉強しました。
この色で絞るとは、各設問では、チェックマークで理解度を区別することができます。
色を分ける基準としては、
緑色:完璧に理解した!
黄色:見たことあるけど何か解けない, 何となく合ってた!
赤色:何回見ても解法が浮かばない、何度も間違えてしまう...
です。
詳しく解説していきます。
過去問道場を年度指定で1回分解く→間違えた問題を中心に再度復習する
まずはじめに過去問道場を 年度指定で1回 解きます。
私が行っていた勉強としては、朝起きた瞬間に1年度分を通しで解き、大学に向かう電車の中で間違えた問題や、チェックが黄色や赤色の問題を中心に解いて復習していました。
中々資格勉強に気が進まない時期であったので、「起きた瞬間に椅子に座って解く!」
と自分にムチを打って資格勉強に励んでいたのを思い出します、、、
この勉強のおかげでほぼ毎日最低1.5~2時間は確保できていました。
過去問道場はブラウザだけでなく、スマホ版のあるためアカウントを紐づけることで学習履歴が同期されるということが何より嬉しいですね。
【午前問題の学習法のまとめ】
午前問題の攻略は「過去問演習」に尽きますが本命としては午後問題に多くの時間を割きたいため色を指定した演習で効率よく知識の定着を図っていきましょう!
緑色にチェックをつけた問題にはもう触れないでどんどん不安な問題(黄色、赤色)を減らしていく!
くらいの気持ちで良いと思います。
5. 午後問題の学習方法
学習教材
自分が午後対策で利用した教材は以下2つです
1つ目は試験概要を理解するために、
2つ目は午前試験と同様に過去問道場です。
学習戦略
結論から言うと、午後試験も午前試験と同様に 過去問演習 が大切となってきます。
特に、基本情報と違って記述式となるので応用情報特有の解答方法を分析する必要が出てきます。
時間を測り本番同様の感覚を身につけるのと、問題文からどの要素を抽出して解答すれば良いのかを把握することが大切となります。
学習法
(1) 2023 応用情報技術者 午後問題の重点対策の書籍を1周する。
(2) 過去問道場で年度ごとに3~5年分(計6~10回分)解く
それぞれ詳しく解説していきます。
(1) 2023 応用情報技術者 午後問題の重点対策の書籍を1周する。
本書の良い点を以下にまとめます。
- 午後問題の重点をわかりやすく解説している
午後問題は、午前問題に比べて難易度が高く、多くの受験者が苦戦する科目です。本書は、午後問題の各出題分野から重要度が高いポイントを厳選し、わかりやすく解説しています。
- 問題演習を通して理解を深める
本書には、各章の解説後に問題演習が収録されています。問題演習を通して、解説で学んだポイントを実際に使ってみることで、理解を深めることができます。
- 最新の出題傾向に対応
本書は、最新の試験傾向を反映した内容となっています。最新の試験傾向を把握することで、効率的に対策を進めることができます。
- 図表を豊富に使用
本書は、図表を豊富に使用しています。図表を使用することで、複雑な内容もわかりやすく理解することができます。
さらに、本書から過去問の解答用紙をダウンロードすることが可能なので、実際に印刷して紙ベースで演習を進めることをオススメします。
字数制限などがある問題もあり、一つ一つ字数を数えたりマス目を作成するのは手間だと思うので。。。
(2) 過去問道場で年度ごとに3~5年分(計6~10回分)解く
午後問題の重点対策で概ね応用情報の記述問題で求められることが把握できたと思います。
次は、過去問道場でできるだけ多くの過去問を解くことが大切となっていきます。
こちらも、できれば解答用紙を印刷して行った方が本番と同様の状態で学習できるので良いと思います。
1回で全ての問題を通しで解くと長くて150分かかり、ある程度まとまった時間が必要となるので、もし時間が厳しいようであれば、30分/分野 と時間を決めて 2分野ー3分野 に分けて学習するといった方法も良いでしょう。
【午後問題の学習法のまとめ】
(1) 2023 応用情報技術者 午後問題の重点対策の書籍を1周する。
(2) 過去問道場で年度ごとに3~5年分(計6~10回分)解く
午後問題の攻略は午前同様に「過去問演習」に尽きます!
午前試験ができても午後試験で落ちてしまっては元も子もありません。
午後試験の大切さを伝えている私ですが、
実際勉強していた時期は午前試験の問題に注力しすぎてしまい、午後試験にあまり時間を割くことができなかったので最後慌てて取り組んでしまい後悔しました。
できるだけ多くの過去問に触れることでグッと合格率は上がると思います!!
理由としては、基本情報は過去問と類似の午後問題も出てきますが、応用情報は毎年異なる問題が出題されるからです。
毎年異なる問題が出題されるということは、毎年記述問題で求められる観点が異なるということになります。
解答を記述するプロセスにおいて武器はたくさん持っておいた方がもちろん有利になりますよね。それと同じことです。
以上で試験対策についての説明を終わります。
試験結果
最後に私が合格した際の合格証書を貼っておきます!
今まで説明した学習法を実践したことで自信を持って挑むことができました!
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は応用情報技術者試験にこれから挑戦しようと考えている人向けに学習法と戦略を解説しました。
ぜひ資格勉強のモチベになっていただけたらとても嬉しいです!
目標に向けて勉強し培った知識は、今後も生きてくることは確実に言えるので、ぜひ最後まで諦めず一緒に頑張っていきましょう!
他にもより良い勉強法等ございましたら私自身も新たな気づきが得られるのでぜひコメントしていただけるとありがたいです!
今資格に向けて学習中の方も、勉強法で質問したいことありましたらコメントにてお願いします!ぜひ相談に乗らせてください!
基本情報技術者の合格体験記ももしよろしければご覧ください。
参考記事
kayabon 4さんが執筆した
応用情報技術者試験に最短で合格する勉強法
Kenta Nakamuraさんが執筆した
応用情報技術者試験にギリギリ合格したので、追い込まれた人向けの勉強法をまとめてみた
を参考に書かせていただきました。
ありがとうございました。