はじめに
DX 技術本部の yu-yama です。
AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナルを取得したので取得までの流れを記します。
受験前の AWS 経験
AWS 経験は 4, 5 年で、コアサービスは開発側/運用側一通り触っており、以下の認定を取得しています。
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SAA (2020 年 6 月)
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DVA (2021 年 1 月)
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SOA (2021 年 2 月)
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SAP (2021 年 4 月)
学習期間
- 1 カ月
学習の流れ
試験ガイドを確認
分野ごとの比重を見て、特に問われるところを確認します。
- 分野 1: SDLC(Systems Development Life Cycle) の自動化 22%
- 分野 2: 構成管理および Infrastructure as Code 19%
- 分野 3: 監視およびロギング 15%
- 分野 4: ポリシーと標準の自動化 10%
- 分野 5: インシデントおよびイベントへの対応 18%
- 分野 6: 高可用性、フォールトトレランス、およびディザスタリカバリ 16%
Code*と CloudFormation が沢山出題されそうですね。
試験の詳細を確認
- 形式:75 問
- 時間:180 分
Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional (Japanese) | AWS トレーニングと認定 受講
AWS 公式の無料デジタルトレーニングを見て問題の雰囲気をつかみます。
SAP はヒゲのおじさんでしたが DOP はシュッとしたお兄さんです。
合格体験記確認
先人のやったことを確認し、どのような問題が出るか、どのような解き方をするか、どの問題集が良いか、どのような学習の仕方をするかを確認します。
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AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル | AWS WEB 問題集で学習しよう
長文の問題で疲れる SAP受験から1週間で受験、同じ感覚で解答するといけた。SAPとセットで受験すると良いかも (DVA+SOA+SAP)/3 SAPよりは簡単 CloudFormation, Beanstalk, OpsWorks, ECR, SAMの運用について SAPの後だと受けやすい SAPを取ってしまえばDOPはさしたる問題は無い。SAPで長文読解の耐性がついているならばOK 問題と選択肢が長文ばかり CI/CDの問題が多く出題 2周くらいやって臨むのが吉
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AWS 認定 DevOps Engineer Professional (DOP) 試験に合格しました | DevelopersIO
公式の無料デジタルトレーニング これ、とっても良かったです!!
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AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナルに合格するまでにやったこと | DevelopersIO
Udemy でも教材を購入していたのですが、正直 Exam Readiness だけでも良かったかなあと思っています。
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AWS 認定 DevOps Engineer - Professional に合格した話(DOP-C01)| d-inoue | note
感覚値としては経験1年+3つのアソシエート資格取得済で十分取得できそうだなと思います。
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AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル 合格体験記 - Qiita
長文はSAPより少ない(体感)
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【AWS 認定資格】新卒 1 年目で AWS10 冠した話 - Qiita
問題自体はニッチで難しい内容が多く出題されている印象ですが、アソシエイトのDVA,SOAを合格したあなたなら問題なく合格できるはずです!
SAP と違い、アソシエイト 3 冠+ SAP 持っていれば楽勝感が漂っています。
AWS WEB 問題集で学習しよう の有効期限がまだ残っていたので、受験日を 1 カ月後に設定し、それまで解けるだけ解いて 1 度受けてみることにしました。
DOP | AWS WEB 問題集で学習しよう を解く
SAP の際 #1 から解いてどうも問題に出ているサービスに古い感が漂っていたため、今回は最新の #46 から遡って解き始めました。
試験日を既に設定していたため、受験までに解いたセクションは #46 → #33 までの 14 セット(1 セット 7 問なので 98 問)になります。
模擬試験
- 受けてません。
本番
試験問題は 75 問 180 分になります。 1 問 2 分ペースで残 30 分ペースで解くとして、残130分で残50問、残80分で残25問とペース配分決めて開始しました。
合格体験記読んだ感じから楽勝気分で挑んだのですが、普通に難しかったです。えっ、そんな細かいこと知りませんという問題が沢山出題されました。消去法作戦(不正解はなんとなく分かる)で進めます。
SAP よりペース遅れつつ残 20 分で全問回答しました。
最後に見直しフラグを立てたものの確認へ。再度読み直すも...全く内容が頭に入ってきません。1
まあいいか。と思い直して試験を終了すると、
合格
していました。
感想 と まとめ
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普通に難しい。
- 開発、運用様々な状況における適切なサービスの利用方法を把握する必要があると感じました。さすが Professional...
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SAP よりは全体の文章量が少な目。
- SAP が多すぎるのかも
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SAP よりは範囲が狭いので深堀するサービスをある程度絞ることが出来ます。
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以下のサービスはブラックベルトはもちろんのこと、出来れば実際に手を動かして少しでもプロダクション環境に近い使い方を把握しておいた方が良いと思います。
- CloudFormation - CodePipeline/CodeBuild/CodeDeploy - CloudTrail - Amazon GuardDuty - AWS Systems Manager - AWS Trusted Advisor - AWS Config - Amazon Inspector - ECS
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DR 戦略もそれぞれ押さえておきましょう
- バックアップ&リストア
- パイロットライト
- ウォームスタンバイ
- マルチサイト
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Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional (Japanese) | AWS トレーニングと認定 について
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試験のアウトラインを掴むためにマストだと思います。
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分野ごとの説明の最後に試験で確認される事項の紹介があるのですが、中でも以下が特に有益な情報でした。
- 解答で何もする必要がないと問われた場合、それが正解になることはない
- 解答で手動ステップと自動ステップがあった場合、手動ステップが正解になることはない
頼もしいですね。
付け加えるなら- AWS サポートに連絡するとある選択肢は 99%間違っている
- サードパーティのツールを使用する選択肢は基本的に間違っている
でしょうか。
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- 問題の難易度は本試験同等と感じました。
- SAP の時は問題が古い部分があると思いましたが、DOP について遡って解いた部分はそんなことはありませんでした。
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最後に回答漏れが無いかちゃんと確認しましょう。
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見直しフラグの時には集中力がゼロになっているかもなので 1 周目勝負を念頭に。
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体力集中力勝負なので前日はたっぷり睡眠を取りましょう。
それでは。
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SAP と同じ... ↩