はじめに
この記事は、2025年6月14日・15日に開催されていた 3Dプリンタ関連のイベント「Japan RepRap Festival 2025」で知った「MakerChip」に関する記事です。
上記の Japan RepRap Festival 2025 の公式ページは、↓こちらです。
https://www.japanreprapfestival.com/
そもそも「MakerChip とは?」というところと、自分オリジナルの MakerChip を作ってみたいな、と思いつつ、その下準備で調べた情報などの話になります。は周辺情報の調査や出力のテストを
MakerChip とは
MakerChip というのは、以下の説明を見ると「個性を表現するクリエイティブなアイテムで、ロゴやQRコード、独自のデザインを入れて名刺・プロモーショングッズなどの代わりにも最適なもの」とのことです。
https://www.japanreprapfestival.com/makerchip
会場で見た・いただいた MakerChip
ここで、会場で見た・いただいた MakerChip について少しふれておきます。
以下は、イベント会場の入り口に作られていた、出展者・参加者で MakerChip を作られた方がそれを格納するというスペースの写真です。上の MakerChip の説明で「ロゴやQRコード、独自のデザインを入れて」という記載がありましたが、そこに書かれていた通り、作られた方ごとの様々なバリエーションがあって素敵でした。
また自分が会場でいただいた MakerChip(+ 他のアイテム)の写真↓ もあるのですが、バリエーションが色々でした。
MakerChip作成用のテンプレート
MakerChip を作成する際に便利なテンプレートがあるようです。
この情報は、今回のイベントの公式ページの中の、以下の記載で知りました。
上記でリンクがはられている、MakerWorld のページは以下になります。
●MakerChip|Makerチップ by K2_Kevin MakerWorld:無料3Dモデルをダウンロード
https://makerworld.com/ja/models/415825-makerchip-maker-chip#profileId-540868
テンプレートのデータ
テンプレートのデータとして公開されているものは、以下になるようです(※ データを一括ダウンロードしてみたもの)。
テンプレートのカスタマイズなどの説明
上記の MakerWorld のページには、これらのデータを使って自分オリジナルの MakerChip を作る方法も書かれていました。
DIY手順という部分の冒頭を見ると、ベースになる部分は「 K2_MakerChip_Back.stl 」になるようです。
テンプレートのベースを出力してみる
自分用のデザインなどは、現時点ではまだ考えていない状況なので、ひとまずテンプレートのベースをシンプルに出力してみました。
自宅の 3Dプリンタ
現在、自宅にある 3Dプリンタは以下 2種があるのですが、A1 mini で出力を試しました。
https://x.com/youtoy/status/1116318279058870273
https://x.com/youtoy/status/1867770159160856749
ベースになる部分の「 K2_MakerChip_Back.stl 」を、そのまま出力した形です。
出力したものを、会場でいただいた MakerChip と並べて見てみましたが、サイズや厚みなど同じ感じで出せていました。
おわりに
今回、「Japan RepRap Festival 2025」というイベントで知った「MakerChip」について、情報を見てみました。
ひとまず、下準備は整ったかと思うので、オリジナルの MakerChip作成に着手できればと思っています。
Qiita での MakerChip の記事
Qiita で MakerChip について書かれた記事があるようだったので、その情報も掲載してみます。
●MakerChip作ってみた - Qiita
https://qiita.com/mocchan_dev/items/9b59004208b51a21973f
こちらは、今回の記事の下書きを作っていた際、Qiita の記事のタグに MakerChip と入力したら、既に作成済み(+ タグが使われた回数 1回)という情報が出てきて、そのタグの情報からたどりつきました。ざっと全体を見ていったところ、作り方について丁寧に手順が説明されていたので、またあらためて見てみようと思います。
余談: レーザー彫刻機で作っていた QRコード付コインなど
MakerChip の話ではないのですが、それと形状・掲載情報という観点で方向性の少し似たものを、直近で作っていたので、それを掲載してみます。
内容は、彫刻用ブランクコインに、レーザー彫刻機で QRコードなどを彫刻したコインです。以下のようなものを、レーザー彫刻機の体験イベントで作っていました。
自分がモノづくり系イベントに出展した時に活用できそうなもの、という感じで、彫刻用素材と内容を考えて作ってみていたのですが、これも MakerChip とともに活用できればと思ったりしました(※ 素材のコストがかなりかかるので、配布は厳しそうなところですが)。
それと、ふと「コインと MakerChip のサイズ感を比べてみよう」と思って並べてみたのですが、ちょうど同じサイズ感でした。それを活かして何かできないかな、とも思ってみたり。
余談: イベント関連のページのメモ
会場で配布されていたアイテムについていた QRコードを読み込んで出てくるページ、その中の以下が気になったのでメモしておきます(後で、個々の詳細を見てみようと思っているもの)。