この記事は、「M5Stack Advent Calendar 2024」の 15日目の記事です。
はじめに
M5Stack社が出している、M5Paper というスマホサイズくらいの電子ペーパー搭載デバイスがあります。そのデバイスをある時から、以下の記事・ポストで書いているようにイベントで活用しています。
●イベントで大活躍する電子ペーパー名札を作る!(M5Paper と UIFlow などで作成する手順) - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/545cb81fd3188e63f8aa
新型の M5Paper
そのような中、M5Paper の新型となる「M5PaperS3」が発売されました。
●M5PaperS3 ESP32-S3搭載 電子ペーパー開発キット — スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/products/10112
発売開始の情報をみかけた瞬間、時間休取得中の休憩中のタイミングだったため、スマホで即ポチりました。
しかし、詳細スペックを見ずにポチっていたので、あらためて見てみようというのがこの記事の本題です。
公式からの事前ポスト
公式からの事前のポスト(開発中の時も含め)を見かけていて気になっていたのですが、その中で以下のポストで標準で名札に活用できる形状になっているのを知り、より欲しくなりました。
(界隈の方から「そもそも新型のデバイスは、ほぼポチってませんでしたっけ?」と言われそうな気もする記載...)
スペックを確認していく
それでは、購入元となるスイッチサイエンスさんのサイトから情報をたどっていきます。
名札用途で気になるスペック
情報の中で、名札の用途に直結する部分を見てみます。
「解像度540×960ピクセルの 4.7インチの E-Inkスクリーン」いう説明文や以下の画像のとおり、解像度は M5Paper と同じのようです。サイズ感も変わらずです。
(上で掲載していた公式のポストの写真や)以下の画像から分かるとおり、名札として使う際に便利そうな部分が増えています。
それ以外
その他の部分を見ると、ポートは減っていたり、バッテリーの容量は増えていたりするようです。
センサーなどでは、温湿度センサーがなくなり、ブザー・IMU は増えていてというように見えます。
ざっくり見たところで、自分が気になったところは上記のとおりです。
公式のページも見てみる
さらに、スイッチサイエンスさんのサイトの下部に記載の、公式サイトも見てみます。
●m5-docs
https://docs.m5stack.com/en/core/PaperS3
とりあえず、以下のダウンロードモードの部分は気になったところです。
開発絡みの情報では、公式に記載があるのは今のところ以下のようです。
M5Unified へのリンクと、Platform.IO関連の記載がある形です。
●m5stack/M5Unified: Unified library for M5Stack series
https://github.com/m5stack/M5Unified
個人的には UIFlow の対応がどうなるか気になったところですが、M5Burner を見てみても 記事執筆時点では M5PaperS3用のファームウェアは出ていなそうでした。
【2024/12/21 追記】
M5Burner で M5PaperS3用のファームウェアが配信されるようになったようです(UIFlow 2.0用)。