フォトクリエイト カスタマーバリュー開発部長の @yoshiokahideki です。
この記事は Photocreate Advent Calendar 2018 の 13日目 の記事です。
はじめに
部長になると休みが取りにくくなりがちで、本当は部長が率先して休みを取らないとメンバーも休みを取りにくくなるため、思い切って長期休暇を取得してみた時に気付いたことをまとめます。
休みって大事
気がつけば、今年もあっと言う間に終わりに近づいてて、今年も忙しかったなーと思います。
そんな忙しい時だからこそ、休みをとって普段触れないものに触れたり、非日常を体験してストレス発散することが大事だと思います。
長期休暇などを利用して仕事以外の経験を積むことで、今までにない別の切り口のアイデアにつながったり、気分転換やストレス発散ができ、仕事のパフォーマンス向上につながります。
そういう意味で、息抜きやストレスコントロールについては、採用面接の際には、必ず質問するくらい大事なことだと思っています。
私の息抜きは、会社の長期休暇制度(通称フォトクリウィーク)を利用して、
山登りに行ったり、
崖登りに行ったりと普段と違う環境に身を置いて、気分転換を行うことが多いです。
(登ってばかりですみません)
とはいえ業務を滞らないようにする必要がある
とはいえ、長期休暇の間でも業務を滞らせないようにする必要があります。
しかし、完全に引き継いでお休みに入るのが良いのですが、突発的な重要事項が発生してしまう時があります。
そのため、今のポジションになってからは、なかなか長期休暇を利用することができませんでした。
近年山での通信状況が改善されている
私の大好きな自然の中だと通信状況が悪くなってしまいます。
特に私の大好きな高い山(2000m以上)や、山が連なる●●連峰や●●アルプスと呼ばれるような場所の奥深くは、全く通信できない状況でした。
しかし、近年は通信状況が大幅に改善されることで、秘境と呼ばれるようなところに行かない限り、電波がつながるようになってきました(キャリアによりますが)
通信環境が改善されることで、私も気兼ねなく長期休暇制度を利用できるようになってきました。
という訳で、私が山に行ってた時に意外と(業務)やれるなと思ったエピソードのご紹介です。
こんな状況 その1 八ヶ岳 横岳周辺
夏の八ヶ岳。ソロで八ヶ岳連峰縦走中でした。
ちなみに急遽天候が崩れてなかなかの風雨です(涙)
稜線付近は風が抜けるので凄まじい風雨でした。
そんな状況でしたが、山にこなれて来たのもあり、
思い切って硫黄岳山荘から赤岳へ向かう途中、横岳周辺で先が見えなくなる程の風雨で道に迷ってしまいます。
そんな時に、まさかの緊急連絡が!(当時はLINEグループ)
こんな状況の時に連絡が!
緊急連絡対応するべきか、この状況から脱出するべきか、雨の中若干テンパリます。
が、LINEグループに入っている他の人が登場し、やり取りを見ていると問題解決へ進んでいる事が確認できたため、自分の問題を解決する方向に気持ちを切り替えて、無事目的地に到着。
当時は、まさかこんな山奥に電波が届くとは思っていなかったので驚いた記憶があります。
こんな状況 その2 北アルプス 上高地周辺
北アルプス 穂高連峰は上高地周辺。
長期休暇初日に、急遽良い人材の確保ができそうだということで、
このタイミングで最後の詰めと受け入れ準備を進めなければならない事態に。
エージェントとは、メールで話を進め、
社内とはslackで話を進めます。
すべてスマホで対応しました。
私)もう一人決まりそうなんだけど、Mac余ってないですよね?
担当)買わないといけません。
私)最短でどれくらいで準備できますか?
担当)●月●日~●月●日ですかね~。
私)なるほど。スペックは?
担当)13インチ/Core i7/メモリ16GB/SSD512GBでいいですかね?
担当)すごい(笑)山×IT(笑)
この時の対応で無事採用決定になりました。
こんな状況 その3 北アルプス 水晶岳
北アルプスは、裏銀座の水晶岳山頂。山頂に到着してホッと一息。
時期的には、目標設定の時期で、メンバー的には内容を確定させ、定めた目標に向けて早く動き始めたい時期であります。
ここは本当に山奥なんですが、山頂にいると丁度slackが。
(事前に重要度の高いことが発生したら、通じるかわからないが連絡するように伝えてます)
メンバー)書類送るのでご確認くださいー。
私)確認しまーす。
メンバー)今どこですか?
私)今ココ(笑)
メンバー)おお!まだ電波は入るんですね(笑) 標高たかい!
私)そうなんですよ(笑)書類確認しましたー。大丈夫です!
まさかこんな山奥で、アンテナ全開で通じるとは思いませんでした。
内容も確認でき「スマホ便利だな」と思いつつ、担当部署に連絡し確認は完了。
メンバーもすぐに動き出せるようになりました。
実際に体験して思ったこと。
まさかあんな山奥でスムーズに仕事できると思いませんでした。今の時代はすごいですね。
(さすがに資料作ったりは厳しいですが)
- メールやslackでのコミュニケーション中心だったら全く問題無さそう。
- スマホのみでも十分やりとりや資料閲覧が可能。スマホすごい。
- 何か発生しないか心配ごとがなくすごい気楽。
※歩きスマホはだめ。休憩も兼ねて座って使用。
また、連絡取れるとはいえ、私が不在になることで見えてくることもありました。
- 自分達で決めて動かすという動き。
- 私に属人化してたことが見える(わかる)。
- 私を介してのコミュニケーションではなく直接のコミュニケーションになり円滑に。
などなど多くの気付きもありました。
まとめ
私が山奥で緊急対応をしてみた時のお話をまとめてみました。
休んでみることでいろんな発見があり、気分転換も兼ねて思い切って休んでみることをオススメします。
今の時代は、何かあってもスマホがあるので、意外となんとかできると思います。
また、部長が休める体制を作っておくと、メンバーも気兼ねなく休むことができ、そういう意味で全体の活性化につながるので良いと思います。
結果的にメンバーの長期休暇利用者が増えた事が非常によかったと思います。
本当は、休むときは休む!仕事するときは仕事!とメリハリつけれるのが一番良いですけどね(笑)
明日は
明日の記事は @koiwaiさんが 一緒に働くエンジニアに聞いてみた”フォトクリの魅力” についてです。
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