はじめに
先日、GPT Plusのユーザに向けてリリースされたGPTsを使ってみました。とってもシンプルですが、便利な用法を見つけて活用しているので紹介したいと思います。
この機能を使って、新たなGPTを作りました。
その名も「通訳さん」
このGPTは、日本語の文章を入力すると英語に翻訳してくれ、英語の文章を入力すると日本語に翻訳してくれます。
プロンプト例
以下に例を示します。
日本語入力の例
英語入力の例
追加の質問もできる
これまでのChatGPTでもできましたが、ポイントは、英語にして、とか、日本語にしてとかを書かなくて良くなったことです。
また、翻訳してくれた文章の中でわからない表現があれば、そこをピンポイントで質問することで、回答を得ることができます。
GPTsの設定
GPTsでの設定内容は以下の通りで、とてもシンプルです。
この指示の後ろに'単語の説明を追加して'とか、'文法の開発も加えて'とあらかじめ書いておけば、翻訳だけでなく文法的な解説も自動的に出力してくれるようになります。
(説明の内容も分かりやすいです)
まとめ
本日はGPTsの機能を使って、自動的に翻訳をするGPTを作ってみました。
作り方は本当に簡単で、プロンプトを色々と工夫して変えるだけで、いろんなことをしてくれそうな可能性を感じます。
また、APIのアクセスの方でも、同じようにあらかじめプロンプトや呼び出し元のファイルを設定しておき、その設定のエンドポイントを呼び出して同じようなことができるようになっていました。
今回作成したGPTsはこちらにありますので、よかったら使ってみてください。
https://chat.openai.com/g/g-uUR0cGUY7-tong-yi-san