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[SDGsか?]ASUS TransBook T101HAにLubuntuを入れる話[すべて利活用]

Last updated at Posted at 2022-11-25

自分用メモです。

手元のT101HAが限界で、だけど、捨てるのはもったいない・・・
新しいタブレットもほしいけどなぁ・・・・

ってな状況。週末に会社のPCを持ち歩くのもやだ。じゃぁそろそろLubuntuに入れ替えるチャンス!と思い。
久し振りのLinuxマシン構築でウキウキしてます。

SDGsだなぁ・・・(棒読み)

手順は以下の通り。

1. T101HAのWindows用回復ドライブ作成

一応、今後のため、T101HAのWindows用回復ドライブを作成します。万が一の場合のために、念のため、ね。今後、メルカリで売るかもしれないし。
作り方はWindowsコマンドで回復ドライブ で検索してみてください。USBメモリーはどうやら16GB以上が必要っぽい。
この前国際会議でもらった論文の入ったUSBメモリーを有効?に再利用。

ちなみに、作成には数時間要する模様。気長にお待ち下さい。

2. LubuntuのisoをUSBメモリに焼く

 Lubuntuのisoを落としてきて、rafusでUSBメモリに焼く。rafusは間違いなし。鉄板。
 違和感無く、 焼く とか表現してしまいましたが、おっさんだろうか。

ちなみに本日は、lubuntu-22.04.1-desktop-amd64.iso で調理してやります。LTSです。
これも、昔の国際会議でもらった論文入りUSBメモリーを活用。 8GBでなんとかなりそう。

image.png

設定はすべてデフォルトでいけました。

3. USBキーからブート

USBキーをさして、電源をいれて、f2キーを連打、BIOS画面でBoot Sequenceを変更。
なんか、この設定、毎回デフォルトに戻っちゃう気ががするんだけど、気のせいだろうか。

んで、無事USBメモリからブート。さて、これからWindowsパーティションを消しに行きます。さらば。

ちなみにLive USBとして何度もT101HAで試してLinux実用性目処を立ててから覚悟を決めました。

4. パーティションの設定

32GBのマイクロSD入れっぱなしだったことに気づいてややはまる。EFI慣れてない・・・

1 mmcblk1 58.24GiB(/dev/mmcblk1)
 FAT32で、/boot/efi にマウント
bootフラグ 400MB
 残りはext4で/

なお、念のためですが、ここまでの作業は顔を90度回転させるか、ディスプレイを物理的に90回転させて作業します。

5. とりあえず起動

さて、ここからが問題。画面が回転している。T101HA用のインストール方法をいろいろみたんだけど、どうもうまくいかん。

  1. まずは画面をrotateさせる。

とりあえず qterminalを立ち上げて

xrandr -o right

この段階でようやく首が疲れなくなります。

2 xinputで関連するデバイスidを色々調べる。

マウス、タッチパッド、タッチパネルがもろもろぐちゃぐちゃなので、
修正するために情報が必要です。

3 xinputで修正

これがいろいろ時間かかりました。先人の皆様が記載していたデバイスIDがどうも違う、いろいろ試行錯誤し、
私の環境では以下のとおりで正常動作してくれました。

タッチパネルは

xinput set-prop "SIS0457:00 0457:11ED" 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1

タッチパッドは・・・あれ・・USB Live Bootのときはおかしかったんだけど、いまはなぜか何も設定してなくても大丈夫・・・・  

xinput set-prop 13 'Coordinate Transformation Matrix' 1 0 0 0 1 0 0 0 1

とりあえず↑の設定でしたが、いまは不要の模様・・・

4 コマンドの自動起動

とりあえず、

/etc/rc.localにシェルスクリプトを書いて、chmod 755。

ちなみに結果論的には、/etc/rc.localじゃ無くても、どこに置いても大丈夫でした。

#!/bin/bash
xrandr -o right
xinput set-prop "SIS0457:00 0457:11ED" 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1

ちなみにCoordinate Transformation Matrixのあとの定数ですが、

| cosθ -sinθ   0 |
| sinθ cosθ   0 |
| 0   0    1 |

ってな行列を、

cos -sin 0 sin cos 0 0 0 1  みたいに一行にして記載するみたいです。

次に、lxqt コンフィグレーションセンター で→セッション→自動起動で、↑のスクリプトの自動起動を設定します。

ちなみに、設定は .config/autostartに保存されます。

ってなわけで、これで無事、T101HAでlubuntuが使えるようになりました。

このままだとT101HAで一部のデバイスがまだ使えなさそうなので、また次回。

【参考文献】
https://qiita.com/shiroankuroan/items/21ea7c940a4d3fb5410d
https://hackheatharu.xyz/lubunutu-automatically-starts-vim-etc-when-pc-starts/
https://emiguelt.github.io/posts/2018/linux_on_asus_transformer_t100ha/
https://hackheatharu.xyz/lubunutu-automatically-starts-vim-etc-when-pc-starts/

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