#はじめに
Auroraのオートスケールを記事にしたいと思います、長いのでシリーズ記事とします
- 【AWS】Auroraオートスケール:①オートスケール概要
- 【AWS】Auroraオートスケール:②オートスケール設定 ※現在の記事
- 【AWS】Auroraオートスケール:③Cron式スケジュール設定
- 【AWS】Auroraオートスケール:④Cron式スケジュール変更
- 【AWS】Auroraオートスケール:⑤カスタムメトリクスでリードレプリカ数経過観察
- 【AWS】Auroraオートスケール:⑥チューニング・ブラッシュアップ等
#Aurora Auto Scaling設定内容
Auroraの構築は済んでいて 下記図のような最小限の簡単な環境が出来ている前提で進めていきます。
①作成したAuroraクラスタ > ログとイベント > 「Auto Scalingポリシーの追加」ボタンをクリック
②Auto Scalingポリシーの設定を行います
・ポリシー名(任意):test-aurora-policy
・ターゲットメトリクス:Auroraレプリカの平均CPU使用率
・ターゲット値:80%
・スケールインクールダウン期間
・スケールアウトクールダウン期間
・最小キャパシティー:2 ※現在リードレプリカが1台ですが、最小の2台へ増えます
・最大キャパシティー:3 ※どんなに負荷が増えても、リードレプリカは3台以上へは増えません
※デフォルトの設定値は下記の内容となりました
・AuroraのCPU使用率が80%以上になると、オートスケールによってリードレプリカが1台増える
・AuroraのCPU使用率が72%以下になると、オートスケールによってリードレプリカが1台減る
③Aurora Auto Scaling設定後の動作
リードレプリカが最小2台に設定しましたので、Auto オートスケール設定直後にリードレプリカが1台作成されました
また、下記のようにスケールイン・スケールアウト用のCloudWatchのアラートが作成されます
上記アラート既定値は運用によって調整・設定していきます。
以上でAuroraオートスケールの設定は完了です。
#次回
3. 【AWS】Auroraオートスケール:③Cron式スケジュール設定