はじめに
最近、職場の同僚や先輩たちと量子力学について語り合う中で、量子力学とタロットの意外な共通点に気づくことがありました。
その気づきをもとに、以前投稿したブログの続編として、Part 2を書いてみました。
今回は、量子コンピューターの仕組みを入り口に、潜在意識と未来の関係性、そしてタロットの本質的な役割について、エンジニア×スピリチュアルの視点で掘り下げていきます。
前回よりも一歩踏み込んだ内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
量子コンピューターの仕組みをざっくりと
スピリチュアルな視点から量子力学を語る前に、まずは量子コンピューターの仕組みについて簡単にご紹介しておきます。
量子については、以前のブログでも触れましたが、量子には「重ね合わせ」と呼ばれる特性があり、0と1の状態が同時に存在することができます。さらに「もつれ」という状態では、一方の量子に変化が起きると、もう一方にも瞬時に影響が伝わるという不思議な性質があります。
たとえば、量子ビットが8個ある場合、2の8乗(256通り)の状態を 同時に計算できるため、並列処理のように膨大な情報を一気に扱うことが可能です。さらに、量子同士がもつれ合っていることで、 1つの量子の値が決まると、他の量子の値も瞬時に確定するため、計算効率が飛躍的に高まります。
このような性質を活用することで、量子コンピューターは従来のコンピューターに比べて、 圧倒的なスピードで処理を行うことができる のです。
わかりやすく例えるなら、256通りの可能性を持つルーレットが同時に回っていて、ある瞬間にその結果が一斉に確定するようなイメージです。

そして実は、私たちの目の前で起きている出来事や情景も、この量子的な仕組みと非常に似た構造を持っているのです。
和多志たちが見ている世界の原理
量子コンピューターの仕組みと同じように、私たちが見ているこの世界にも、無数の未来の可能性が存在しています。
そしてその未来は、ある瞬間に確定します。
その「ある瞬間」とは、自分の潜在意識に量子が反応したときなのです。
潜在意識と量子の関係
潜在意識とは、私たちの心の奥深くに眠る感情や記憶です。
たとえば、好きな人がいるのにどうしても告白できないとします。
「自信がないから」と思っていても、実は過去に振られた経験や、容姿を否定された記憶が心の奥底に残っていて、「また傷つくかもしれない」という恐怖心が無意識に働いているのかもしれません。
このように、表には現れにくくても確かに心の奥深くに存在している感情こそが、潜在意識なのです。
そして量子は、この心の奥深くにある感情に反応し、未来を形づくります。
つまり、過去のトラウマによる恐れが、好きな人と一緒になれない未来を自ら選び取ってしまうということなのです。
自分にとって望む未来を選ぶには
望む未来を手にするためには、心の奥にあるマイナスな感情=マイナスの潜在意識と向き合うこと(内観)が不可欠です。
潜在意識は無意識に働くため、意識的にコントロールすることはできません。
だからこそ、内観を通じてその感情を見つめ、受け入れ、消化し、手放していくことが大切なのです。
このプロセスは、理屈ではなく体験を通じてしか掴めない感覚でもあります。

タロットの本来の役割とは?
タロットは、未来を予言するためのものではありません。
その本質は、自分自身の潜在意識と向き合うためのヒントを得ることにあります。
「タロットは心の奥深くで感じていることがはっきりと現れる」とよく言われますが、それは、人それぞれに寄り添う守護霊が、その人の潜在意識を把握し、タロットカードを通じて気づきのきっかけを与えてくれるからです。
また、同じカードでも人によって解釈が異なったり、時間が経つと以前とは違う結果が出ることがあります。
これは、潜在意識が変化することで、カードが反応する内容も変わるためです。
タロットは、その瞬間のあなたの内面を映し出す鏡のようなものなのです。
最後に:エンジニアとして「内側」に目を向けるということ
私たちの心の奥にある感情や思いは、環境の変化とともに変わっていきます。
だからこそ、その都度自分自身と向き合う時間を持つことが大切です。
それは、「今この瞬間」を大切に生きるということでもあります。
現代社会、そしてIT業界においても、どうしても意識が外側ばかりに向きがちです。
他人の評価や環境のせいにしてしまう「他人軸」や「他責思考」が蔓延しているようにも感じます。
だからこそ、エンジニアとして、そして一人の人間として、自分の内側に目を向ける時間を持ってみてはいかがでしょうか。
そこには、これからの未来を選び取るためのヒントが、きっと眠っているはずです。

