はじめに
近年、スピリチュアルの世界では量子力学が注目を集めています。一見するとスピリチュアルは占いや当たる・当たらないで語られることが多いですが、その本質はもっと奥深いものです。特に、スピリチュアル界隈で人気の高いタロットは、量子力学との関連性がある点で興味深いです。
この記事では、量子力学とタロットの関係性について考察した内容を記述しています。
この考察は、エンジニアとしての考え方にも役に立つと思います。ぜひご覧ください。
和多志たちが見ている世界と量子力学
和多志たちの目の前に広がる世界は、実は量子という最小単位の存在から成り立っています。この量子が波動を生み出し、その波動が現実社会や人間関係といった和多志たちの世界を形作っているのです。
さらに、この作られた世界は、和多志たち自身の潜在意識によって変化します。つまり、量子はそれぞれの潜在意識に反応し、それに応じて波動を形成し、目の前の世界を作り出しているのです。(これを「宇宙」といいます。)
それでは、量子の仕組みについて、少し深掘りしてみましょう。
量子の重ね合わせの原理
量子には、制限と自由(例: 0と1、闇と光など)の要素が同時に共存する性質があります。この状態を「重ね合わせ」と呼びます。そして、どちらの要素が強調されるかは、和多志たち自身の潜在意識によって決まります。たとえば、潜在意識が0を強く意識していれば、10:0のような比率に傾き、一方でバランスが変われば3:7や6:4の状態になるのです。
量子のもつれ
量子同士が関連し合っている(もつれ)状態にあるとき、一方の量子に変化が起これば、その影響が他の量子にも即座に伝わります。この相互作用が、量子の性質の一つです。
量子はすべての源
量子は、和多志たちが目にする世界を含む、すべての現象の源と言えます。この世界は、量子の重ね合わせと、もつれの性質によって創り出されています。そして、量子は潜在意識に応じて反応するため、和多志たち自身の意識が変われば、それに伴い世界線が分岐し(いわゆるパラレルワールドが生まれ)、無数の可能性が展開されます。
量子力学の本質
いままでの内容を総合すると、物事すべての答えは自分の内側にのみ存在するということになります。また、自分の内側を追求するのに制限と自由の対立が伴うので、量子力学の本質は自分の内側を追求し(内観)、制限と自由の対立をどうバランスとるかの理論と考えられます。
補足:次元と波動
波動には階層があり、その階層が次元を表します。高次元では潜在意識が量子に反映される速度が速く、低次元では反映に時間がかかります。地球は3次元に属するため、和多志たち自身が潜在意識を変えてから現実が変化するまでに、時間差が生じるのです。
時間差が生じるは自分の理想状態になるまで時間がかかるということなので、低次元ほど制限があり、高次元ほど時間差が短いので自由であるともいえます。
タロットと量子力学
タロットカードは占いとして使われることが多いですが、その本質は量子力学の理論に通じています。
タロットの世界観
タロットの大アルカナ22枚は、0番「愚者」から21番「世界」の統合までを表し、人生における制限と自由のバランス及び統合への葛藤を描いています。タロットの目的は、占いの当たり外れではなく、自分自身の内側に気付くためのヒントを提供することです。
量子力学と同様に、タロットは現実的なアドバイスや精神的なメッセージを通じて、重ね合わせの原理や潜在意識による世界の変化を示唆します。
例えば、状況によってカードの読み方が異なったり、占い結果が以前と変化することもあります。
最後に
すべての答えは自分の内側にしかありません。
また、自分の内側を追求(内観)することは周囲から自分を遮断することではありません。周囲の状況を自分の中で嚙み砕いて考えつつ、本来の人生の目的を発見することが内観なのです。