はじめに
Node.jsをUbuntu18.04にインストールするための手順を記していきます。必要なものは以下の4つです。実際、バージョン管理をせずにただNode.jsをインストールするならanyenvやnodenvは必要ありません。ただ、今後扱っていく上で便利なので、このような手順を追っていった方が良さそう。
- Node.js
- anyenv
- nodenv
- yarn
Node.jsとは
Node.jsとは、サーバサイド側でもjavascriptが動作可能な環境。フロントエンド側で動くための言語であるjavascriptがNode.jsを使えば、サーバサイド側でも動くことができるというものらしい。これにより、別言語でサーバサイド側の処理を書かなくてもいいと言うメリットがある。
anyenv
**envと呼ばれる言語のバージョン管理ツールをインストールするためのツール。今回はnodenvをインストールするために扱う。今後、他のenv系も簡単にインストールでき、それらを一括で管理できたりして扱いやすい。
anyenvのインストール
anyenvをホームディレクトリの .anyenvにクローンする。
$ git clone https://github.com/anyenv/anyenv ~/.anyenv
.bashrcに下記の部分を追加する。
anyenvにパスを通して、設定をする。
export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
eval "$(anyenv init -)"
その後、反映させるためにシェルを再起動。
$ exec $SHELL -l
anyenvでnodenvをインストール
anyenvを使い、nodenvをインストールします。その後、シェルを再起動。
$ anyenv install ---init
$ anyenv install nodenv
$ exec $SHELL -l
nodenvとは
Node.jsのバージョン管理ツール。同様なバージョン管理ツールにnvmやnodebrew等がある。これを利用することで別のプロジェクトごとに違うバージョンのNode.jsを扱うことが可能。
nodenvでnode.jsをインストール
下記のコマンドでグローバル環境に好きなバージョンを入れることができる。
$ nodenv install 12.7.0
$ nodenv global 12.7.0
以下のように表示が出れば、ok。同時に、npmもインストールされてることがわかる。
$ node -v
v12.7.0
$ npm -v
6.10.0
もし、プロジェクトごとに別のバージョンのnode.jsを入れたいならば、プロジェクトのフォルダの中で下記のコマンドを打てばよい。
$ nodenv install 11.12.0
$ cd hoge
$ nodenv local 11.12.0
Yarn
npmと同様にnode.jsのモジュールパッケージの追加や削除をするためのツール。パッケージ間の依存関係もどうにかしてくれるらしい。npmよりもパッケージのインストール時間が短い。私はパッケージのインストールにyarnを使っているが、もちろんnpmを使っても問題はない。
Yarnのインストール
$ npm install -g yarn
これで必要なものは終了。それぞれの扱い方などは下の参考サイトなどを見てください。