385
297

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

nodenv を使って macOS に Node.js の環境を構築する

Last updated at Posted at 2016-05-05

nodenv という Node.js のバージョンマネージャを使う。 Node.js のバージョンマネージャとしては creationix/nvm やら hokaccha/nodebrew などがある。どれも使いやすいので好みで選んで問題ないが、 nodenv は ruby のバージョンマネージャである rbenv/rbenv のクローンであり同じコマンド設計なので、 rbenv や pyenv や plenv に慣れている・合わせたい人にオススメである。

nodenv をインストールする

nodenv をホームディレクトリの .nodenv にクローンする。

$ git clone git://github.com/nodenv/nodenv.git ~/.nodenv

nodenv にパスを通す

zsh であれば .zprofile とか、bash であれば .bash_profile とか。

$ echo 'export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(nodenv init -)"' >> ~/.bash_profile

つまり、以下の設定が記述されていれば OK である。

export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"
eval "$(nodenv init -)"

シェルを再起動すると nodenv が使えるようになる。

node-build をインストールする

nodenv/node-build という nodenv のプラグインをインストールすることで、 nodenv installnodenv uninstall が使えるようになる。ホームディレクトリの .nodenv 配下に plugins フォルダがあるので、その中にクローンする。

$ git clone https://github.com/nodenv/node-build.git ~/.nodenv/plugins/node-build

プラグインのロードのため、シェルの再起動もとい nodenv の再ロード(nodenv init)が必要。

node-build-update-defs をインストールする

nodenv/node-build-update-defs という nodenv のプラグインをインストールすることで、 nodenv update-version-defs が使えるようになる。ホームディレクトリの .nodenv 配下に plugins フォルダがあるので、その中にクローンする。

$ git clone https://github.com/nodenv/node-build-update-defs.git ~/.nodenv/plugins/node-build-update-defs

プラグインのロードのため、シェルの再起動もとい nodenv の再ロード( nodenv init )が必要である。このコマンドを実行すると、インストール可能な Node.js をアップデートできる。

$ nodenv update-version-defs
Checking for new nodejs versions
14.8.0 written

nodenv で Node.js をインストールする

以下のようにバージョンを指定して Node.js をインストール。

$ nodenv install 14.8.0
$ nodenv install 12.18.0

すると、 ~/.nodenv/versions/ 配下にインストールしてきた Node.js が配置される。インストールしてきた後は shim のリフレッシュをしておく。

$ nodenv rehash

使う Node.js を指定する

あとは、実際に使う Node.js を指定する。グローバルに指定したいのであれば、 nodenv global を。ローカルで指定したいのであれば nodenv local を使う。 nodenv local を実行すると、カレントディレクトリに .node-version というファイルが作成され、そこに指定したバージョンが書かれている。これによって、そのプロジェクトでは .node-version に書かれたバージョンを参照するようになる。

$ nodenv global 14.8.0
$ nodenv local 14.8.0

指定したあとに、パスが .nodenv 配下の node を向いていればOK。

$ which node
# /Users/1000ch/.nodenv/shims/node

Node.js をアンインストールする

nodenv を使ってインストールした Node.js は、以下のようにしてアンインストールする。

$ nodenv uninstall 14.8.0

そのままですね。

385
297
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
385
297

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?