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はじめに、話の前提として

 自分は、実は、非常に気分にムラがある性格で、興味がわくと とことん追求する反面、興味を失うと すぐに関連ごとふくめ何もしたくなくなるという性質です。なので、ほっとくとすぐ会社やめたい状態になります。すぐやめたい状態を解消するために、5年ごとにキャリアを見つめなおし、今の会社続けるか次の会社にかわるか検討するようにしてきました。
 今年2018年は、その5年の節目のうち、ちょうどまんなか3年目にあたりました。このご時世 変わるといっても簡単ではありません。かといっても、会社の方向もずっと同じがありえないのも事実です。で、年初に方向性を見定めていきたいなぁと感じていました。うっすらですが。

一年間をふりかえるためのアプローチ

 twilogを使って、この一年間何があったか思い出してふりかえります。
 ここでtwilogとは、Twitterのつぶやきをブログ形式で保存表示してくれるサービスです。これを眺めながらこの月はこんなことあったな🤭な感じでふりかえりを進めていきたいと思います。

ちなみに、月別のツイート数はこんな感じです。
つきべつ.jpg
ざっくりと、年初の1月と、8月以降のツイートがおおかったのがわかります。

1月 妹ちゃんをむかえる。

 なんといっても、妹ちゃんをお迎えしたのがこの月でした。
 夫婦で「次は もこもこふさふさな 長毛なこ がよいね」「不思議な魅力がある さび猫がよいね」といいあっていた昨年、懇意にしている保護猫活動をやっている方から「長毛でさびな ぴったりのこがいます!」と紹介していただき、昨年末(12/30)に急遽お迎えすることがきまりました。
 それからは怒涛の日々、我々夫婦やその生活パターンになじめるか、ご飯やトイレといった住環境は快適とおもってくれるだろうか、そして、何よりも先住となる お姉さんとの相性はどうなんだろう? と、毎日本当に不安でドキドキでした。
 熱田様と大須観音と「お姉さんと仲良くできますように」と、何回かお参りにもいったのも事実です。
 ただ、ただただ神頼みだけだったではありませんでした。
 毎日、少し試して(=接近させて)は結果をツイートし、猫飼いさんのいいね👍後押しをもらい、次のお試し(=より接近させて)と、日ごろのアジャイルプロジェクトな進め方が役立ちました。多少凸凹がありましたが、今ふりかえってみると、いい感じで仲良くなっていきましたね。いや~、本当によかったです。
 Twitterのフォロワーさんにベテランの猫飼いが多くて、みなさんがいいね👍の後押しや、的確で貴重なアドバイスをもらって前にすすめることができました。右も左もわからない私たち夫婦にとって、まさに闇夜の中の輝ける松明のごとくでした。本当に感謝しています。
 あらためて御礼申し上げます。どうもありがとうございました!

2~4月 インプットしては少しアウトプットする日々

 妹ちゃんの件が軌道にのって一段落したこともあり、セミナーに出かけるようになりました。
- 2/10 名古屋PowerBI勉強会にいってきた
- 2/19 [大阪開催] 1日間 Management 3.0 ワークショップ ( Managing for Happiness #WORKOUT)
- 3/3 モブプログラミングを実践してみよう!! 〜アジャイルモンスターのモブプロ入門〜 に参加した

 自分用メモがメインだけど、他の方にも役立てばと Qiitaに書くようになったのがこのころです。また、以後 セミナー仲間となる えすさん🌵と 初めてお目にかかったのも このころ、Management 3.0のワークショップでした。
 大阪だと 日帰りはできるものの、どうしてもおいしい食べ物・懇親会 すべて skipなのがつらいですねぇ。串焼きとかおいしいのに。
 いずれのセミナーにしろ、その後の仕事に何かしら活用されています。PowerBIや tableau とかいじっていると、あらためて自分はデータ分析が好きなんだなと感じました。

 お姉さんの定期健診がこのころで、昨年「そろそろ シニアねこだから体重にきをつけるように」と かかりつけの獣医さんに言われていたのが、「(今年は)ベスト体重ですね。」と褒められたのが印象にのこっています。



 妹ちゃんの誕生日も4月でした。

5~7月 Management3.0セミナーで 相当 もやもやする

 5/18・19、大阪の1日間 Management 3.0 ワークショップがひたすら exercise する形式でとてもおもしろかったものの、あらためて体系だったインプットがしたいなとおもい、仕事と家庭ともども がんばって調整して 渋谷にでかけました。ワクワクして出かけた半面、終わった直後は もやもや感全開で 直後は正直どうよとおもったのも事実です。

 ただ、その後、このもやもやとむきあって、自分なりにとらえなおすことができ、今ふりかえってみると、とてもよかったとおもっています。もやもや感を解消するために整理してアウトプットするようになったのも この頃です。したがって、セミナー受講後一旦数日~数週間あいた上でアウトプットするスタイルになっていきました。

 久しく御無沙汰していた 名古屋アジャイル勉強会にも顔出すようになったのもこのころです。1 名古屋アジャイル勉強会も息の長いで勉強会で、運営のyama__motoさんや Y&Iさんのご尽力には本当 頭がさがります。

 7月もはいると、第24回価値観ババ抜きDAY~体験会&インストラクター養成講座にもいってきました。会社のグループ内で モティベーションポーカーが思いのほか好評で、もう少し深堀したものがないかなと探していたのがきっかけです。
 ボク(長縄)先生に、カードの作り方・ノウハウを教えてもらったのも大収穫でした。社内でやってみた経験をふまえ、ノウハウをまとめて、お世話になっている Management3.0 コミュニティの Slack に紹介したら、それがまた好評でうれしかったのを憶えています。

 それにしても、価値観ババ抜き、せっかくインストラクターになったのに、実際にやってみたのがわずか2回ともったいないことになっているので、来年こそは回数を増やしたいですね。社外でもやってみたいです。

 会社方面では、製品セキュリティ関係で 組織上の脆弱性があらわになってきたのもこの頃でした。品質がなおざりな傾向になっているのが残念だと感じると同時に、単なる現場同士での信頼関係の醸成でうまいことやっていただけでなく、もう少し先をみすえた取り組みを絵まで描けていたのに、経営層ふくめうまく広めることができませんでした。現実問題この会社でどこまでやれるかわからないのですが、自分の巻き込み力は今後の課題ですね。

8月~9月 びばさんに会う

 8月は、なんといっても ふりかえりの伝道師 びばさんこと森一樹さんに お会いしたことが大きかったです。8月のふりかえり実践会とその後の一連の中でいろいろと学んだのですが、その中でも3つ要約しろといわれると、下記3つになるとおもいます。

  • よかったことを中心にふりかえる
  • チームでふりかえる
  • チームの成長のためにふりかえる

 この3つは、自分にとっては まさに今まで考えもしなかった視点、画期的なものの見方でした。従来、とかく ふりかえりというと、自分のためのふりかえりか プロセス改善のためのふりかえり だと、無意識のうち認識していたからです。
 びばさんの主張を自分なりに解釈すると、

  • チームの信頼関係の醸成にもふりかえりは使えるだよ
  • そして ふりかえりは楽しい、楽しいから続けられる
  • 続けられるからこそチームの信頼関係のは強化されていくだよ

ということになるとおもいます。これは、ふりかえりを楽しい・楽しくないという切り口で考えたことがない自分にとっては、全く斬新のことでした。
 その後、8月から11月にわたり、少しずつ会社のメンバをさそっては、ふりかえり実践会に送り込むという、気がついたら、ショッカーの親玉のようなことをしておりました。最初は1人でしたが、最後の11月は最初に誘ったメンバの活躍もあり4人おくりこむことができました。
 いや~、ショッカーの親玉役、楽しかったです。森さん、あと 毎回つきあってくれた えすさん、ありがとう。

10月 技術書典に行く

 10月にはいると、東京は池袋 技術書典にいきました。ものすごい人、マニアックな本の数々、技術本好きな人にはたまらない祭典でした。こんなイベントあるんだねぇと目を丸くしたことを憶えています。
 いわゆる戦利品なる本はこちら。


 来年はできたら本を出してみたいですね。おもいっきりマニアックなものを、採算度外視というやつです。むずかしいかな。

 あと、この頃、ゆのんさんをはじめとする「エンジニアリングマネージャーは スーパーマンじゃない、エンジニアリングマネージャーは楽しい仕事だ」という主張に強く共感した時期でもあったですね。
 そして、随分かかったけど、ふりかえり読本の感想もまとめることができました。

11月 人生初の登壇をしてみた

 自分のキャリアをつらつらふりかえると、大規模リファクタリングの後押しと実践な経験が思い浮かびます。
 じっと現場を観察→つらい部分をみる→個別に話を聞く→職人さんを巻き込む→データ分析する→リファクタした場合としなかった場合の損益分岐点を見積もる→エライ人にかけあう→実際にすすめる
という感じです。
 11月に「レガシーシステムに花束を」で登壇してみたけど、この自分ができること、そしてこれからやりたいことの整理に役立ちました。貴重な機会を与えてくださった ASKULの@dskst9さん、 @Kotanin0 さん、緊張しいのびびりの私の話を辛抱強く聞いてくださった参加者の皆さんには、本当に感謝です。ありがとうございました!
 登壇した経験のふりかえりはこちら。

そして12月 アドベントカレンダーと 他所のblogに寄稿する

 つい2月前までは Advent Calendar って何?状態だったのに、勢いでエントリーしてしまいました。毎回かくのが遅いので、エントリーした日までに書き終わるか不安でしたが、なんとかなるもんですね。

 ある意味、この記事が今年の考えの集大成となるものです。来年見返してみて、「なんだ、この記事。。とっても未熟だなぁ」と感じられれば成長しているといえるじゃないかな。

 また、Stefan Nüsperlingさんの勧めで、management30.jpのブログにも寄稿することができました。

 これは feedback wrap と YWT法が進め方で似ていることを端緒に、何がわかるのか、わかることってどういうことなのかについて述べた記事です。単に知識をおぼえる・教えてもらうのではなく、経験から学ぶことの重要性について深く考える よい機会だったなとおもっています。

おわりに。まとめにかえて。

 というわけで、今年は はじめてのことをいっぱいやったし、いっぱいでかけました。行けていないところへ行くのが旅なゆえに、やっていないこと・できていないことが やれて、できるようになることも 旅にたとえるんだな、そんなことを実感した年でした。
 おかげさまで、次の5年の方向性がみえてきた気がしています。
 あと2年、「あなたは なにものですか?」と問われたら、「よりよい開発体験をうながすひとです。」と言って恥ずかしくないように、できるだけの経験を積むことはしていきたいです。
 さしあたり、来年は、年初にまずはエンジニアリングマネージャーのオフ会をここ名古屋でやってみようという話がでてきているので、まずは エンジニアリングマネージャー界隈の名古屋支社になるのかな、ゆるゆると立ち上げてためしてみたいですね。事例研究や心理学、とくに、人間の行動に着目したシステム思考のアプローチ:

  • 認知行動療法
  • 家族療法
  • メンタライゼーション

は、もう少し深く勉強していきたい。unlearnといったあたりも、来年は機械学習の関連でおもしろい知見がえられる気がしています。
 あと、随分昔にやったきりで 久しくやっていなかった Web系のプログラミングもざっとみるのも一興かなと。

 いずれにしろ、人生は、旅と実験です。

謝辞

 いつも突然どこそこに行きたいという私を気持ちよく送り出してくれる 妻と、愛する娘ニャンズに 感謝です。また、Twitterをはじめとする SNSの関係者のみなさん、どうもありがとうございます。皆さん、来年がよい年であることを心より祈念しております。
 ではでは、よいお年を、そして よい開発体験を。

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