はじめに
truffleは使い勝手が良いのですが、使い方をよく忘れます。
自分が悪いんですけど。
忘れないように記録を。
セットアップ
node.jsをインストール
node.jsをインストールする必要があります。
各OSごとにインストールは違いますが、簡単なので割愛します。
truffleをインストール
コマンドラインで、以下を実行
npm install -g truffle
私の場合、windowsなので、powershellのコマンドラインで実行しました。
プロジェクトの作成
引き続きコマンドラインで、ディレクトリーを作成します。
mkdir my-project
cd my-project
truffleプロジェクトを作成
truffleの新規プロジェクトを作成します。
truffle init
実行すると、プロジェクトディレクトリーに以下の構成が作成されます。
│ truffle-config.js
│ truffle.js
│
├─contracts
│ Migrations.sol
│
├─migrations
│ 1_initial_migration.js
│
└─test
コンパイル、マイグレーションとテスト
開始
truffle develop
を使用すると、他のetheruemクライアントがなくてもテストが可能です。
実行すると、truffleのコンソールプロンプトに代わります。
終了するときは、Ctrl + D で終了します。
truffle develop
truffle(develop)>
コンパイル
作成されたcontractsディレクトリーにsolidityファイルを保存します。
実行するためにコンパイルを行います。
truffle(develop)> compile
truffleのコンパイルは差分コンパイルです。前回から変更されたファイルのみ再度コンパイルします。
すべて再コンパイルするときは、--all
オプションを付けます。
truffle(develop)> compile --all
マイグレーション
実際のEthereumのメインネットへのコントラストのデプロイ、テストネットやローカルネットのデプロイを
行うためにマイグレーションを行います。
truffle(develop)> migrate
どこにデプロイするかは、migrations/1_initial_migration.js
に記載します。
マイグレーションのやり直し
テストに失敗したときなどでコントラストの修正を行ったときに、マイグレーションを行うと、
前回のデプロイが残っていてうまく動作しないことがあります。
そのときは、--reset
オプションをつけてマイグレーションを最初からやり直します。
truffle(develop)> migrate --reset
終わりに
まだ慣れていない方や、これから使う方はご参考に。