駆け出しエンジニアの学習メモ MCP編 #1
こんにちは.エンジニア1年目のVanillaです.
一人で勉強していく上でモチベーションを保つのは難しい...
そこでQiitaで自分の学習を記録?(備忘録)を投稿しようと思って記事を作成しました.
昨今のAIブームで,私の会社でもAIエージェントを導入する動きがあり,MCPについて学んだことをまとめてみます.
同じ分野の初学者や新人エンジニアの励みになれば幸いです.
MCPとはなにか
MCPとは「Model Context Protocl」の略称で下記のような意味があります.
- Model...LLMモデル GPT-5, Claude sonnet4.xなど
- Context...文脈のこと
- Protocol...規約やお約束のこと
従来のチャットボットは「取引先向けのメールを作成して」とプロンプトを入力するとメールが生成されますが,取引先宛てにメールを送信してくれません.それでは次にどうしたらいいでしょうか.ズバリOutlookやGmailといったツールで送信してほしいですよね.そこで各ツールとLLMモデルをつないでくれるのがMCPなのです.
※プロンプトとはLLMに入力するための文章や文脈
MCP3つの概念
続いてMCPの3つの概念について紹介します.
MCPホスト
MCPホストとはLLMを利用する側(外枠)の部分です.
例として下記のようなものがあります.
- Cursor
- Chatgpt
MCPクライアント
MCPホストに内蔵されているプラグインみたなものでツール(MCPサーバー)と実際にやり取りする窓口の部分です.
MCPサーバー
MCPサーバーは実際に使用したいツールの部分になります.MCPサーバーは大雑把に下記のように分類され,外部情報や機能を提供します.
- Resources
外部の情報やデータをモデルに提供する機能 - Tools
モデルが実際に操作するための機能 - Prompts
特定の形式でモデルへの入力をテンプレート化してくれる機能 - Streaming
継続的な情報をリアルタイムでモデルに送る機能
まとめ
以上を箇条書きでまとめるとこんな感じです.
- MCPはモデルがいろんなツールを使うために使う共通のプロトコルである
- MCPは3つの概念があり,MCPホスト,MCPクライアント,MCPサーバーがある
- MCPサーバーのなかでも役割ごとに種類がある
今回は自分と同じMCPがまったくわからない初学者向けに記事を書いてみました.筆者自身Qiitaに記事を投稿するのは初めてで暖かく読んでいただけると幸いです.私はもう少し学習を継続し,第二弾を投稿できるように頑張ります笑 最後まで読んでいただきありがとうございます。