#1.はじめに
先日Node.js + Expressの環境を構築する機会がありました。せっかくなので、学んだことをOUTPUTしたいと思ってまとめることにしました。
##1-1.Node.jsとExpress
- Node.js:サーバーサイドのjavascript実行環境:https://nodejs.org/ja/
- Express:高速で動作するミニマルなNode.jsフレームワーク:https://expressjs.com/ja/api.html
#1-2.PCの環境
- Windows10 Version 1909
- Node.js v12.13.1
- npm v6.12.1
#2.環境構築
##2-1.Node.jsのインストール
まず、最初にNode.jsをインストールします。
▼Node.jsリンク
https://nodejs.org/ja/
Node.jsには、偶数系統と奇数系統があります。偶数系統がLTS(Long Term Support)版となるので、特に必要がない場合は、偶数系統のインストーラをダウンロードしてインストールすれば良いと思います。
インストールが完了したら、cmdを開いて次のコマンドを実行してください。Node.jsのバージョンを確認することができます。
node -v
##2-2.Expressのインストール
node.jsがインストールできたら、次に__Express-generator__を利用してアプリケーションのひな型を生成します。
cd [アプリケーションを作成したいディレクトリ]
npm install -g express-generator
express [生成したいアプリケーション名]
上記コマンドを実行すると、カレントディレクトリ配下にアプリケーションのひな型が生成されます。
次のコマンドを実行すると、ファイルまで含めて生成された内容を確認できます。
tree /f
└─api_app
│ app.js :アプリケーション本体、最初に呼び出される。
│ package.json :アプリケーションの環境設定
│
├─bin
│ www :アプリケーションのエンドポイント
│
├─public :フロントエンドで利用する画像やjs, cssを保管する場所
│ ├─images
│ ├─javascripts
│ └─stylesheets
│ style.css
│
├─routes :ルーティングを行っている
│ index.js
│ users.js
│
└─views :jadeファイル
error.jade
index.jade
layout.jade
##2-3.express-generatorでアプリケーションのひな型を生成
node.jsがインストールできたら、次に__Express-generator__を利用してアプリケーションのひな型を生成します。
cd [アプリケーションを作成したいディレクトリ]
npm install -g express-generator
express api_app
api_appの部分は生成したいアプリケーション名を指定してください。
上記コマンドを実行すると、カレントディレクトリ配下にアプリケーションのひな型が生成されます。
次のコマンドを実行すると、カレントディレクトリ配下のファイルが確認できるので、生成された内容を確認します。
tree /f
└─api_app
│ app.js :アプリケーション本体、最初に呼び出される。
│ package.json :アプリケーションの環境設定
│
├─bin
│ www :アプリケーションのエンドポイント
│
├─public :フロントエンドで利用する画像やjs, cssを保管する場所
│ ├─images
│ ├─javascripts
│ └─stylesheets
│ style.css
│
├─routes :ルーティングを行っている
│ index.js
│ users.js
│
└─views :jadeファイル
error.jade
index.jade
layout.jade
##2-4.画面表示
アプリケーションのひな型が作成できたら、作成したアプリケーションを起動してみます。
まず、作成したアプリケーションにディレクトリを移動してから、npm installでpackage.jsonに記載されたパッケージがインストールされます。
cd api_app
npm install
npm installができたら、ブラウザからhttp://localhost:3000/にアクセスしてください。
npm start
正しくアプリケーションが起動できていると、次のような画面が表示されます。
アプリケーションを終了したい場合は、cmd上で「ctrl + C」を実行します。「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」と求めてきますので、yを選択すれば抜けることができます。
#3.所感
とりあえず環境構築をすることろまではできました。次はAPI構築あたりの内容を書きたいです。
#参考リンク
https://qiita.com/nkjm/items/723990c518acfee6e473
https://qiita.com/maitake9116/items/7825d90c09f3e2f87dea