稼働しているシステムで問題が発生した時、確認する項目の1つとして「前後に何か変更を行なっていないか」を確認すると思います。
様々なメトリクスを確認すると思いますが、「ログ」も確認するものの1つだと思います。
ログを見た時にいつどのタイミングで変更があったのか、その前後の状況はどうなのか、一目でわかったら嬉しいですよね?
なんとNew Relic の新規機能でそれが実現できるようになりました!!
実現するための手順をご紹介したいと思います
このアップデートの詳細はこちら。
New Relic アップデート(2023年10月)
New Relic アップデート
設定方法
機能としてはChange TrackingがLogにも反映されるように機能拡張された形になります。
Change Trackingについてや設定方法に関してはこちらをご参照ください。
GitHub ActionsやJenkinsと連携し、簡単にDeployフローに組み込むことも可能です。
New RelicのUI上からChange Trackingを追加する方法も提供されていますので、手軽に始めることが可能です。
できること
Change Trackingを連携しているシステムのLogにマーカーが出るようになったので、前後のログを比較してみることが可能です。
マーカーをクリックするとDeployの詳細比較画面に遷移することが可能なので、エラー状況や各メトリクスの変化の比較もしやすくなっています。
連携しているシステムのログにも「Related Changes」としてマーカーが表示されるので、連携システム側のログからも確認することが可能です。
NRQLで作成したチャートにも追加されるので、運用に合わせたログ分析の幅も広がります。
まとめ
ログは、構成するシステムに何が起こっているかを確認するための貴重な情報源となります。
New Relicでは、すでに収集されているパフォーマンスデータだけでなく、デプロイメント、アラート、および追跡しているその他の運用イベントと合わせてログを確認できるようになります。
一目でログを運用イベントと関連付けて詳細を提供できるため、問題のある展開のトラブルシューティングを行ったり、インシデントの原因を迅速に解明することを可能にできる機能ですので、是非ご活用ください!
このアップデートの詳細はこちら。New Relic アップデート(2023年10月)
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