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日本の会社、めっちゃいいじゃん!【typeで見つけた!タイプな仕事vol.2】

Last updated at Posted at 2025-11-12

日本の会社、めっちゃいいじゃん!【typeで見つけた!タイプな仕事vol.2】

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作成日:2024年3月19日
NYから日本へさん/30歳/男性/はじめての転職

Profile

アメリカで生まれ、育つ。新卒での就活に失敗し、IT企業にアルバイトとして入社する。その後正社員となるも、やりたい仕事ができず転職を考え始める。アメリカに留学していた友人が日本に帰国したことを機に、日本企業も視野に入れた転職活動を開始。日本の事業会社の開発エンジニアとして転職し、現在に至る。

目次

  • ずっと辞めたかったんです。だって開発できないから。
  • 最初は、アメリカでエンジニアを続けようと思っていました。
  • 友人の日本帰国をきっかけに「日本で働くのも良いかも」って。
  • 日本の会社はブラックばかり?ちゃんと休める会社はある?
  • 悪いところが見つからない…。100点の会社です。
  • 楽しく働いて、気づけば4年が経ちました。

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ずっと辞めたかったんです。だって開発できないから。

ーまずは前職に就職した経緯を教えてもらえますか?

両親は日本人なのですが、生まれも育ちもアメリカで、大学もニューヨークの学校で情報工学を学んでいました。アメリカでは学生時代にインターンを経て卒業と同時に正社員として就職するのが一般的なのですが、僕はインターンが終わったあとにそのまま就職することができなくて。やむなく別のIT企業にアルバイトとして入社しました。アルバイトとして1年、その後その会社で正社員になり2年、合わせて3年間働きました。

ー転職を決意したきっかけは何だったのですか?

インターンのときの業務内容は開発メインだったのですが、正社員になってからはサポートデスク的な業務も加わって。気づけば半々くらいの割合になっていました。社内にエンジニアが僕一人しかいなくて、わからないことを相談できる人もいないし、もともと開発志望だったこともあり、だんだん物足りなくなってしまったんです。かなり早い段階で転職を考え始めるようになり、そこから自分でポートフォリオを作ったり、Android開発をしてみたり…。技術的に少し自信が持てるようになったのがきっかけで転職を決意しました。といっても、本腰を入れていたわけではなく、ゆるく始めた感じでしたね。


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最初は、アメリカでエンジニアを続けようと思っていました。

ー転職活動直後はどのように情報を集めていましたか?

日本でいう転職サイトにいくつか登録して求人に応募していました。でも志望条件はほとんどなくて、「開発エンジニア」「ニューヨーク」くらいでした。ヒットした求人の中からなんとなく良いと思った企業40社くらいに応募しました。

ーアメリカでの転職活動の結果はどうでしたか?

全然だめでした。とにかく書類が全然通らなくて、面接まで進んだ企業は6社くらいでした。でも、その後技術テストで落ちるパターンばかりでしたね。


友人の日本帰国をきっかけに「日本で働くのも良いかも」って。

ーその後はどのように転職活動を進めたのですか?

アメリカでの転職活動がうまくいかないまま1年ほど経ってしまって、なんとなくマンネリを感じていたころに、語学留学でアメリカに来ていた友人が日本に帰ることになったんです。もともと日本語はできたので「日本で転職するのもアリじゃない?」と少し視点が変わりました。


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日本の会社はブラックばかり?ちゃんと休める会社はある?

ー理想とする転職先の条件は何でしたか?

  1. 開発エンジニア
  2. 残業が少ない
  3. 完全週休二日制

アメリカで転職活動をしていたときは職種とエリアぐらいしか条件がなかった僕ですが、日本で転職するなら「ちゃんと休める」は必須でした。というのも、ネットで調べると「日本の企業はブラック」という情報が多くて。たまたま出会ったtypeで求人を探していたんですが、特に休日休暇や残業時間の欄をくまなくチェックしていました。「完全週休二日制」「残業少ない」「固定残業」という言葉は、サイトを調べるなかで覚えましたね(笑)

ー転職活動における転機はありましたか?

最初は公用語が英語の企業や外資系など、アメリカで育ったことがアドバンテージになるような企業に応募していたのですが、正直数としてはあまり多くなかったんです。オフショア開発のブリッジSEになることも考えたのですが、自分が開発したいので却下…と条件を狭めていくうちに先ほどの3つに定まりました。転職サイトやエージェント経由で大体20社くらいの企業に応募しました。

ー今の会社に決めた理由は何ですか?

希望条件を満たしていたのに加えて、規模的に安心できる企業だったことや、提示した給与を受け入れてくれたからです。実は、アメリカの給与を基準に考えると、僕のエンジニアとしての経験値にしては高めの希望額になっていたみたいで。給与額に折り合いがつかず落ちた企業もありました。加えて、エンジニアのスキルレベルがある程度高い企業を希望していたので、選考方法に技術テストがあったのも嬉しいポイントでした。入社前に開発チームの人と会う機会を何度か作ってもらえて、雰囲気を知ったうえで入社できたのも良かったです。結果的に理想的な会社に入れて、本当にラッキーだったと思います。


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悪いところが見つからない…。100点の会社です。

ー今回の転職の満足度は何点ですか?

満足度としてはめちゃくちゃ高いです。90点くらい出しても良いんじゃないかな。人も良いし、仕事内容も満足だし、当初こだわっていた働きやすさもクリアしているし…。

ー何かマイナス要素はないんですか?

そう言われてみると、今の会社に不満は無いですね…。やっぱり100点でお願いします(笑)

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楽しく働いて、気づけば4年が経ちました。

ーご自身の転職活動を振り返ってみて良かった部分は何ですか?

とにかく動く、を実現できたことです。アメリカから日本にということもそうですが、おそらく一般の方よりも多く転職活動をしたことで、会社や人を見る目が養われた気がします。「ここなら、きっと楽しく働ける」と入社を決めた自分の目に狂いはなかったと、4年経った今も強く思います。入社後は、やりたかった開発業務に存分に取り組むことができましたし、自社プロダクトの立ち上げに関わる機会を何度も与えてもらえて。日本で働いて本当に良かったなと思っています。

ーこれから転職する方にアドバイスはありますか?

転職活動をしていたとき、労働条件ばかりを気にして「どんな仕事ができるか」という点は全然考えていなかったんです。僕の場合はたまたまラッキーでエンジニアとして成長するチャンスをたくさん与えてもらえる企業に出会えましたが、もしこれから転職をするなら、「入社後すぐにどんな仕事ができるのか?」「将来どんな仕事に関われるのか?」をしっかり確認した方がいいと思います。

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