##あらまし
"勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし"ということで。
AWS認定(SAA-01)に臨んだものの返り討ちに遭いましたので、
失敗体験を分析して得られるであろう経験と、今後の策を示せればと思います。
こちらの記事に大きく影響を受けております
10ヶ月勉強してもAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-に合格できないので、勉強方法を振り返る
##結果
先ず試験結果ですがトータルのスコアは以下の通りです
596/1000(合格基準は720)
|回復性の高いアーキテクチャを設計する|再学習の必要あり|
|:-----------|------------:|:------------:|
|パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する| 再学習の必要あり|
| セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する | 十分な知識を有する | column |
| コスト最適化アーキテクチャを設計する | 再学習の必要あり | will |
| オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する | 再学習の必要あり
セキュリティ以外、水準に届かずでした。。
バランスよくとらないと、トータルスコアが達していてもダメだという情報を調べるうちに聞きましたが、真偽はわかっていません。
補足ですが、スコアの算出は
TOEICのように、問題難易度の調整で点数が変動するという情報があり、
公式のFAQを確認すると、オフィシャルでアナウンスもされているようです。
AWS Certification の合格スコアは、統計的分析を使用して設定されており、変更される可能性があります。試験のコンテンツが変更されると、試験形式に変更内容が反映され、試験問題と合格スコアも更新されるため、AWS では試験の合格スコアを公開していません。
#敗因
試験前の対策期間は3週間でした、その間、以下のようなことをしていました。
1)AWS認定界隈で黒本と呼ばれているサイト、
[AWS 問題集で学習しよう]
(https://aws.koiwaclub.com/)のゴールドプランでSAAの問題を、1.5週。復習問題も数えると、1,200問くらい解いた状態でした。
2)そのほか、UdemyのAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト模擬試験問題集(5回325問分)を1週。
3)AWS公式の模擬試験を受験(結果スコア:68%)
■反省点
以上、一応の準備はしたものの、大きくスコアが届かなかった原因は
SAA-01が3/22でretireすることへの焦り1
の為、強引にその前に受験したことが挙げられます。
1)や2)は1週ではなくて、2週,3週と、こなすべきでした。
また、参考書もSAAは市販のものがそろっているので、購入し付属の模擬試験を併せて解くべきだったように思います。
#今後の対策
本を1~2冊取り組もうとしておりますが、
それ以上によさそうな方法がヒットしましたので、
こちらのWhizlabsを中心に進めていこうかと思います。
AWS 認定試験勉強の後半戦は Whizlabs で問題を解きまくるといいぞ 2
#まとめ
AWSのサービスはEC2/lambda/dynamodb/API GATEWAY/S3の経験のみでしたが、
認定試験の勉強通じて、権限(mandate)や暗号化のサービス(KMS、Trusted Advisor)
の勘所が養えてよかったです
また下図のような
2層(two-tier)の構成を繰り返し問題として解いて、VPCやサブネットの構成、ネットワークACLの設定、ルーティングなど、
ネットワークまわりの知識が充填できます
今回の失敗を糧に
近いうちにSAA-C02 3にトライします!
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/vpc-nat-gateway.html
#参考
[1]https://iwasiman.hatenablog.com/entry/20191015-aws-certified-saa-4challenger
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AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトは3/23以降、SAA-C01のバージョンが受験できなくなるのですが、SAA-C01自体、2018からの新バージョンでもあります。2018に参考書を買って勉強を進めていた時期があっただけに強引に受験した背景です。SAA-C02も殆ど内容は変わらないとあとで知って、性急な判断であったなと振り返るところです ↩
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模擬試験の結果が68%と同じ方が、Whizlabsの問題を解いて合格している記録をみつけたのがきっかけです ↩
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SAA-C01とSAA-C02の差異は、出題分野の観点ではには【オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する 】(6%を占めていた分野)が削除。スコアの重み付もコスト最適に重点が置かれるようです。セキュリティは2%減ってしまうようで、残念。 ↩