この記事は、試験に最短合格するための勉強方法を紹介する記事ではありません。
無能エンジニアが、資格取得をするために様々な勉強方法を試した結果を紹介する記事です。
こんな資料やサイトがあるのか!など、勉強中の方や、今から勉強を始める人の参考になってくれたら嬉しいです。
また、「こんな勉強方法が良いかも!」といったアドバイスがあれば、是非教えてください。
※ 2019年7月5日追記
2019年6月中旬に受験し、合格することができました。
1年かけてAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-に合格できたので、勉強法を振り返る - Qiita
勉強開始前の能力
- AWS業務未経験
- オンプレも含めて、実務でインフラ構築経験なし
- EC2とS3というサービスがある事は知っている
学習期間と各月の取り組み
学習期間は、2018年5月~2019年3月です。
各月の取り組みは、長くなってしまったので折りたたんでいます。
本気でやっていたのは3ヶ月くらいだと思います。
各月の詳細な取り組み
しかし、80時間超えの残業により、心身ともに疲弊し、学習時間を確保できず。
「第4章.AWSにおけるネットワーク」が理解できず、さっぱり学習が進まない。
6月
5月に続き、70~80時間の残業時間により、さっぱり学習が進まない。
「第4章.AWSにおけるネットワーク」から進まない。
7月
5~6月のデスマを乗り越え、残業が30時間程度に収まる。
分からない箇所はそのままに、無理やり青本を読み切る。
AWS WEB問題集で学習しよう の有料会員になり、問題を解きまくることで理解度を上げようとする。
新試験は受かる気がしなかったので、旧試験を8月9日に受験することを決める。
8月
8月9日に受験して不合格。
各サービスの機能を覚えるだけでは合格できないと悟る。
AWS WEB問題集で学習しよう の有料会員期間が残っていたので、受験前ほどではないが、スキマ時間で勉強を継続。
しかし、自分の学習能力では、↑だけやっても合格できる気がしなかったので、途方に暮れる。
9月
インフラの基礎知識が足りないんじゃないかと思い、Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築を購入。
AWSを実際に活用しながらインフラの基礎知識をつけようとする。
実践的なスキルを身につけることができたが、EC2とVPC、NAT、セキュリティ周りしか触らなかったので、これでは資格取得は難しいと悟り、途方に暮れる。
10~11月
AWS WEB問題集で学習しよう の有料会員期間が終わり、途方に暮れる。
諸事情により、転職活動を開始。
残業+転職活動により、学習時間を確保できず。
12月
時間的問題で、現職で仕事しながらの転職活動は無理と判断。12月中旬頃に、転職活動を中止する。
青本を読み直し、AWS BlackBeltでEC2、VPC、EBS、S3、ELB、AutoScalingなど主要サービスのPDFを読む。
12月後半に、公式の模擬試験を受ける。
結果は67%。これでは本試験は絶対に受からない…と思い、途方に暮れる。
Alexaに「今日は何のゴミの日?」と聞いたら教えてくれるスキルを開発。
開発したけどゴミの日を覚えているため、全く使わないことに気づく。
Lambdaが従量課金だが、無料利用枠がすごく、実質無料なんじゃないかとテンションがあがる。
2019年1月
3月にTOEICを受けることにしていたので、TOEICの勉強を開始。
また、転職活動を通じて、またVRをやりたくなり、Unityを触り始める。
Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)というサイトを見つけ、通勤時間に解きまくる。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書通称「黒本」を1月23日に購入。
しかし、1月26日に待望のKH3が発売し、AWSの勉強から逃亡。
2月
KH3を1週間でクリアし、TOEICとAWSに本気を出し始める。
黒本を2周くらい読む。
AWS-CloudDesignPatternをすべて読む。
AWS BlackBeltでEC2、VPC、EBS、S3、ELB、AutoScalingなど主要サービスのPDFを読み直す。
点数上がらないことを言い訳に、いつまでも受験しなさそうだったので、3月31日に受験することに決め、2月末に申し込む。さらば15,800円。
3月
黒本の模擬試験をやって、正答率70%程度。
12月時点より正答率が上がっているとはいえ、合格できる気がしなかったので、模擬試験目的で最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本を3月中旬に購入。(通称「白本」)
黒本を1周、白本を2周くらい読む。
白本の模擬試験を解いて、正答率70%後半だった。
最後の追い込みで、白本を1周読み、3月31日に受験。結果:不合格。
勉強方法を振り返る
10ヶ月間の教材、勉強方法、感想などをまとめました。
1. 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
2019年1月に新しい対策本が発売されるまで、日本語で書かれた唯一のソリューションアーキテクト(SAA)対策本でした。
これを読むことによって、AWSの主要サービスを理解できたので、かなり感謝しています。
ただ、2016年に発売された対策本なので情報が古く、2018年2月リリースの新バージョンに対応しきれません。
いま(2019年4月現在)ならば、後述する2冊の対策本を購入したほうがよいと思います。
2. AWS WEB問題集で学習しよう
非公式の問題集サイトです。
ソリューションアーキテクトの問題が750問以上、用意されています。
有料ですが、自分のようにテキストを読むより、問題を解いていったほうが理解が進む人におすすめです。
問題は、本試験より気持ち簡単な気がしています。
また、本試験を解くうえで求められる、
- 「顧客の要件に基づき、アーキテクチャ設計原則に沿ってソリューションを定義できること」
- 「プロジェクトのライフサイクルを通して、ベストプラクティスに基づく実装ガイダンスを組織に提供できること」
に関する問題は少なく、各サービスの仕様、特徴を答える問題が多かった印象です。
※ 自分が最後に見たのは2018年9月頃なので、いまは問題の傾向が変わっているかもしれません。
問題を解くだけでなく、AWSを実際に触ったり、自分で調べて知識を肉付けしていくことが必要だと思います。
自分は、↑ができず失敗した印象です。
3. Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
インフラの基礎知識がないからダメなのでは??と思い、購入しました。
ソリューションアーキテクトの対策というよりは、AWSの基本的な使い方を学ぶ感じです。
自分のように、EC2、NAT、VPCなど触ったことない初心者にオススメします。
逆に、少しでもAWSを触ったことがある、という経験者なら、不要な参考書だと思います。
4. AWS BlackBelt
AWS公式の活用集です。
合格した人の勉強法を見ると、必ずと言っていいほど出てきます。
先駆者を見習って、主要なサービスの資料は読むようにしました。
ただ、資料数の多さに圧倒される。
また、自分はテキストを読むだけでは、問題を解くほどの力を身につけることができず挫折。
正直、自分のような無能でなければ、これを読んでいれば合格できます。
先駆者がたくさんいるので、間違いないでしょう。
5. Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)
非公式の問題集サイトです。
こちらは、完全無料です。
問題数は2019年4月4日現在、238問です。
「2.AWS WEB問題集で学習しよう」に比べると、問題数が少なく、誤字脱字とかあったりします。
しかし、無料というだけで、かなりありがたいです。
解説も基本的にはAWS公式のリンクを貼ってくれているので、自分でわざわざググる必要がないのは、個人的に学習しやすかったです。
これも「2.AWS WEB問題集で学習しよう」と同様で、問題を解くだけで足りないです。
あくまで、自分の足りない部分を見つけ、そこを「4.AWS BlackBelt」等を活用して、補う必要があると思います。
6. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
2018年2月リリースの新バージョンに対応した日本語の対策本です。
情報が新しく、かつ詳細に書かれています。
今なら、「1.合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト」ではなく、こちらか「7.最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本」を買うことをオススメします。
各章末に問題がついており、模擬試験が1回分付属されています。
欠点は、
各サービスのアイコンがなぜか独自のため、インフラ構成図が微妙に読みづらいこと。
各章の構成がサービス単位ではなく、「AWSサービスの概要」「高可用性」「高パフォーマンス」「セキュリティ」「コスト最適化」「運用管理」となっていること。
そのため、「EC2を重点的に調べたいなぁ」と思ったら、色んなページを行き来することになります。個人的にちょっと不便でした。
もしかしたら、ある程度AWSを知っている人向けの本かもしれません。
購入する前に、試し読みすることをオススメします。
7. 最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本
こちらも、2018年2月リリースの新バージョンに対応した日本語の対策本です。
「6. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書」ほどではないですが、問題がついており、模擬試験が1回分付属されています。
こちらは、各サービス、機能ごとに各章が構成されています。
個人的には、黒本より読みやすかったです。
「2018年X月時点ではこういう仕様ですが、試験は2018年2月リリースなので、この仕様で覚えてください」みたいに、
試験内容ではないところも軽い説明をしてくれているところが良かったです。
AWSを1から勉強するという方には、黒本よりこちらのほうがよいかもしれません。
しかし、読みやすさは人それぞれなので、こちらも購入前に試し読みをオススメします。
黒本にも言えることですが、AWSに詳しい人が読んだら、「BlackBeltを読んどけば十分!!」と思うだろうなぁという内容です。
8. AWS-CloudDesignPattern
AWSの組み合わせが分かっていないからダメなのでは??と思い、こちらを読みました。
一応AWS公式のようです。
しかし、だいたいページが2015年最終更新な点が少し不安なところです。
なるほど~となることが結構多かったので、有益だったような気がします。
もう2、3回くらい読んで、ちゃんと詳細を覚えておけば良かったと後悔しています。
そうすれば、試験でもっと役立ったのではないかと思います。
9. 公式の模擬試験
本試験と同じ画面、インターフェースで試験を受けることができます。
答えは教えてくれません。点数だけ教えてくれます。
英語で「答えを教えてほしい!」と問い合わせてみましたが、教えてくれませんでした。
問題と回答をスクショすることをオススメします。
テストが終わったあとに、スコアを見ながら間違えた問題を推理して、答えを調べましょう。
個人的な感覚ですが、本試験より簡単な気がしました。
正直、答えも教えてくれないのに2000円かぁって感じです。
いくら使ったか
まとめました。
教材/資料 | 金額 |
---|---|
1. 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(kindle版) | \2,160 |
2. AWS WEB問題集で学習しよう(ゴールドプラン) | \3,080 |
3. Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築(kindle版) | \2,700 |
4. AWS BlackBelt | 無料 |
5. Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル) | 無料 |
6. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書(kindle版) | \2,380 |
7. 最短突破 AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 合格教本(単行本) | \2,678 |
8. AWS-CloudDesignPattern | 無料 |
9. 公式の模擬試験 | \2,160 |
本試験の受験費用(2回分) | \32,400 |
AWS使用料(人による) | 約\2,000 |
合計 | \49,558 |
まとめるんじゃなかったと後悔しました。(´;ω;`)ウッ…
受験会場
今回は「銀座CBTS歌舞伎座テストセンター」で受験しました。
秋葉原のテストセンターより綺麗だったのでオススメします。
受験するまでの流れ
リマインドメールから抜粋
試験当日は、15分前までにご到着ください。受験者は2種類の身分証明書の提示が必要となります。そのうち1つは、自署、正式な氏名、および顔写真が含まれる、現行の有効な政府発行の身分証明書である必要があります。もう1つの身分証明書には、自署および正式な氏名が含まれている必要があります。例としては、クレジットカード、銀行のカード、または社員証などが挙げられます。これらの身分証明書は紙に印刷したコピーでなければならず、電子ファイルは受理されません。テストセンターでは、試験室への物品の持ち込みが禁止されているため、私物を保管するための安全な場所が提供されます。
顔写真付きと、自分の署名がある身分証明書の2つが必要です。
私は、運転免許証とクレジットカードを持参しました。
受付では
- 身分証明書を出す
- 受験する試験の確認
- 問題なければサイン
という流れでした。
試験開始5分前になったら、コインロッカーに荷物を入れてくださいと言われる。
ただし、運転免許証を持って入室してください、テーブルに置いた状態で試験を受験するので。とのことでした。
秋葉原のテストセンター同様、英語でのチャットなどは不要でした。
個人的に感じた注意点
30分前から受付開始
遅刻したらヤバイと思って、試験開始40分前に会場に到着しました。
そしたら、「30分前から受付します。待っててください。」と言われました。
同じことを考えている方がたくさんいたようで、「受付開始します。」という合図ともに受付に行列ができていました。
ちなみに、リマインドメールには15分前に会場にお越しくださいと書いていました。
行列に並びたくないなぁと思ったら、ギリギリに会場に行くことをオススメします。
性と名を逆に登録すると試験を受けられないかも
リマインドメールに、
下記の氏名が、試験予約時にご提示いただくご本人様確認書類の氏名と一致している必要があります。一致していない場合、受験できません。
とあります。
自分は見事に性と名が逆でした。
https://aws.amazon.com/jp/contact-us/aws-training/?nc1=h_ls
で問い合わせて修正してもらったのですが、
最初に日本語で問い合わせたら、
英語じゃないから分からん!(意訳)
翻訳して内容を読んだけど、問題ないと思うよ!(意訳)
って返ってきました。
仕方ないので、中学生以下の英語で一生懸命問い合わせたら、対応してもらえました。
AWSサポートさん、こんな英語なのに理解してくれてありがとうございました。
ちなみに、下のような文で問い合わせをしました。
自分のようなドジっ子の参考になれば…
I accidentally registered my name backwards.
I tried to change [Go to the My Profile > General section].
But I could not change.
Please let me make corrections, as shown below.First Name: HOGE
Last Name: FUGAThank you.
試験について(前試験との比較)
合否
試験が終わった瞬間、合否が画面に表示されます。
(合格基準を満たしていませんでした。みたいな感じです。)
詳細なスコアは、前回受験したときはすぐにメールで展開されましたが、今回は受験から3日ほど経過してからでした。
また、前回はカテゴリ別に正答率が記載されたメールが届いていたのですが、
今回はカテゴリ別に、「再学習の必要あり」と「十分な知識を有する」のどちらに該当するかしか教えてくれませんでした。
気になること
次の問題に遷移するとき、あいかわらず1秒かからないくらい「読み込み中」が表示される。
誤字脱字はなかったような気がします。
2, 3問だけ「え、この問題文じゃ選択肢から絞りこめないんだけど??」ってなりました。
ちなみに、日本語表示を英語に切り替えることもできます。
英語で読んでも解決しませんでしたが。
受験結果
720/1000点で合格らしいです。
結果は下のような感じでした。
受験スコア:681/1000
回復性の高いアーキテクチャを設計する | 再学習の必要あり |
---|---|
パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する | 十分な知識を有する |
セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する | 再学習の必要あり |
コスト最適化アーキテクチャを設計する | 十分な知識を有する |
オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する | 十分な知識を有する |
何が分からなかったか
試験内容の開示、共有は禁止されているので、どこまで書いていいか分かりませんでした。
とりあえず、試験中の心境を書いておきます。
- 可用性がゲシュタルト崩壊してきた…
- プロビジョニングがゲシュタルト崩壊してきた…
- ECS?Cognito?初めまして!!
- S3のオプションどれがベスト?やすいのどれ?
- APIよりAutoScallingするEC2、RDBのほうが可用性的にいいのかなぁ?
- API Gateway + Lambda以外でサーバレスってあるの?
- とりあえずIAMロール付与しとけばいいと思う!(思考停止)
今後の勉強法
少なくとも5月末までには、もう一回受験します。
それまでに、新たに実践しようと思っている勉強方法を書きます。
1. AWS BlackBeltを動画で見る
自分は読んでもダメだったので、今度はYouTubeを見ることにします。
AWS Black Belt Online Seminar
1.5倍速でも聞き取れたので、通勤時間にでも見ようと思っています。
2. AWS Innovate Online Conference
4月8日から5月7日にかけて行われる、AWS公式のオンラインカンファレンスです。
試験対策のセッションが目的です。
他にも、AWSの最新事例とサービスの紹介など、AWSを知るのに役立ちそうなセッションがたくさんあったので、見てみようと思っています。
なにせ無料なので!!!
3. これだけでOK! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向けの20時間完全コース)
Udemyの学習コースです。
模擬試験が3つ付属するらしいので、模擬試験目当てで購入を考えています。(2019年4月4日現在は、3つ目の模擬試験を作成中とのこと。)
模擬試験を解いて、分からない箇所があったら、そのカテゴリを実践形式で勉強しようと思います。
定価12000円なのですが、セールで1200円とかに値下げされるらしいです。
今は、それをひたすら待っています。
先日のセールで1600円になっていたので、毎日値下げしているか監視するのが面倒で購入しました。
4. Aws Certified Solutions Architect: Pass the Associate Exam
これもUdemyの学習コースです。
英語ですが、評価がすごく高いので、上3つやってダメそうだったら購入しようと思います。
定価が24000円なので、これも値下げ待ちです。
終わりに
たぶんこんなに合格できないのは自分くらいだと思います。
ひとつ断言できることは、サービスの特徴や役割を覚えることよりも、各サービスを組み合わせるとどんなことができるか、どんなシステムを構築できるのかを重視して勉強したほうがいいです。
そのために、AWS公式のFAQやホワイトペーパーを参照することも、かなり有効な試験対策だと思います。
(私は資料を読むだけでは理解できない人間なので、実践できませんが………)
この記事が、少しでも皆さんの役に立ったらいいなぁ…と思います。 (´;ω;`)ブワッ
5月末には、絶対合格してやります!!!
三度目の正直です!!!
雑記というかポエム
自分でも、そろそろ諦めようなぁ…と思います。
才能もなければ努力もできないのに、どうしてこんなに上を目指そうとするんだろうなぁ…と思います。
どうせ凄腕エンジニアに追いつけないし、離されるだけだしツライなぁ…ってなります。
社会人になってから、
「試験に合格しました!!」
「こんなサービス作りました!!」
「こんなにダウンロードされました!!」
「バズりました!!」
「いいねをたくさんもらえた!!」
「こんな志をもって、こんな企業に転職しました!!」
などなど、色んなエンジニアの記事や話を見聞きするようになりました。
それを見て、「すごいなぁ!」と思うと同時に、
いつからか、「悔しいなぁ!負けてられないなぁ!!」と思うようになりました。
よく落ち込んでエンジニアを辞めたくなるけど、悔しいとか思っているうちは、まだ頑張れるんじゃないかと。
どんなに周りから無能エンジニアと思われても、まだ足掻いていけると。
せめて、今の自分を見た昔の自分が、すごいなぁと思ってもらえるように、これからも足掻きたいと思います。