はじめに
リネージ(データリネージ)とは、簡単にいうと「どこから取得したデータをどのように加工してどういう名称で利用できるように公開しているか」をあらわしたものです。
OAC(Oracle Analytics Cloud)のセマンティック・モデラーでは、物理レイヤーからプレゼンテーションレイヤーまでのリネージを表示したり、データとしてエクスポートすることができます。
セマンティック・モデラー
リネージ・ビュー
セマンティック・モデルを開きます。
物理レイヤーの任意の物理表を右クリックして、「系統の表示」をクリックします。
選択した物理表から派生した論理表やプレゼンテーション表が表示されます。
系統図はプレゼンテーションレイヤーや論理レイヤーからも表示できます。
エクスポート
三点リーダのページメニューから「系統のエクスポート」をクリックします。
ダウンロードするファイルはZIP形式で、その中にCSVファイルが圧縮されています。
ワークブックで可視化
CSVファイルなので、OACにアップロードすることができそうです。
データセットとしてアップロード
ダウンロードしたZIPファイルの中にあるCSVファイルを取り出します。
OACのブラウザ画面にドラッグ&ドロップします。
「ビジュアル化」をクリックします。
サンキーで可視化
サンキー・ビジュアライゼーションを使用して表現しました。
右から左に、物理層 -> 論理層 -> プレゼンテーション層 となるようにしています。
サブジェクト領域を選択できるようにダッシュボード・フィルタも使っています。