Auto Insightsとは
Oracle Analytics Cloud(OAC)では、ワークブックに読み込んだデータセットを使用して自動的に様々な可視化をする機能があります。
この機能は、Auto Insightsと言うものでデータセットの内容に合わせて様々な可視化を提案してくれます。
これにより、データセットの中身を素早く把握することができるだけでなく、提案された可視化をそのまま採用することもできます。
新規のワークブックを作成
データセットを読み込んで新しくワークブックを作成してみます。
使用するデータセットは、こちらの記事でも使用した「Sample Order Lines」を使用します。
Auto Insightsを使ってみる
Auto Insightsのアイコンをクリックします。
「自動インサイトは現在このデータセットで無効です」と表示されてしまいました。
ワークブックの作成は一旦中止して、データセットを右クリックし「検査」を開きます。
「インサイトの有効化」をオンにして、「保存」をクリックし閉じます。
もう一度、「Sample Order Lines」データセットでワークブックを作成します。
今度は、Auto Insightsを実行すると、このような画面が表示されました。しばらく待ちます。
インサイトの設定
このアイコンをクリックすると、Auto Insightsに使用する列を指定することができます。
適用すると、再度 Auto Insightsが実行されます。
気に入ったビジュアライゼーションがあれば、そのビジュアライゼーションの右上の「+」をクリックするとキャンバスに同じものがコピーされます。