はじめに
Oracle Analytics Cloud(OAC)では、細やかなセキュリティを駆使したダッシュボードを作成することができます。
また、セルフサービスBI機能を使って使いやすいキャンバスを作成し、ダッシュボードとして利用することもできます。
今回は、セルフサービスBI機能によるダッシュボードを作ってみます。
新たに、ビジュアライゼーションに導入された「タイル」プロパティも紹介します。
Usage Trackingデータを使う
Oracle Analytics Cloud:利用状況を把握する ~準備編~
で紹介した方法で、Usage Trakingデータを検索するための「接続」を作ります。
「LOGICALQUERIES」表をドラッグ&ドロップして選択します。
- 「QUERY_KEY」列は名前を「# of Query」に変更し、処理形式を「メジャー」「件数」にしました。
- 「SUCCESS_FLG」列は、処理形式を「属性」に変更しました。
- 「ROW_COUNT」列を複製し、「ROW_COUNT (AVG)」に変更し集計方法を「平均」にしました。
- 「TOTAL_TIME_SEC」列を複製し、「TOTAL_TIME_SEC (AVG)」に変更し集計方法を「平均」にしました。
- 「COMPILE_TIME_SEC」列を複製し、「COMPILE_TIME_SEC (AVG)」に変更し集計方法を「平均」にしました。
- 「COM_DB_TIME_SEC」列を複製し、「COM_DB_TIME_SEC (AVG)」に変更し集計方法を「平均」にしました。
- 「COM_NUM_DB_ROW」列を複製し、「COM_NUM_DB_ROW (AVG)」に変更し集計方法を「平均」にしました。
名前を付けてデータセットを保存します。
ワークブックを作成
保存したデータセットを使用して新規にワークブックを作成します。
時間帯別のクエリー数を横棒グラフにしました。
「TOTAL_TIME_SEC (AVG)」列を「タイル」にドラッグ&ドロップします。
横棒グラフに平均の実行時間(秒)が表示されました。