TVExtBot for 暗号通貨(以下、TVExtBot)を使用して注文メッセージを作成する方法とその注文メッセージをアラートに設定する方法について説明します。
前回の記事をまだ見ていない方はこちらをどうぞ
TVExtBotスタートガイド1(設定編)
TVExtBotスタートガイド2(Pineスクリプト編)
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注文メッセージ作成
Tradingviewのアラートに設定するために注文メッセージを作成します。
- 注文メッセージに誤りがある場合は自動売買できないので、必ずメッセージ作成画面から注文メッセージを作成してください。
- 注文メッセージは一つのアラートにつき最大20個まで設定可能です。
① TVExtBot設定のメッセージ作成画面を開きます。
② 下記の情報を入力して買い注文メッセージを作成します。
【入力情報】
- 取引所:Binance
- 通貨ペア:BTC/USDT
- マーケット:USDT
- 注文方法:買い
- 注文タイプ:指値
- 注文価格:"LAST (最後の取引の価格)"を選択
- 注文価格調整パーセント(%):未入力(※ 選択した注文価格を基準に安く買い注文を出す場合、-n(%)を入力)
- 注文数量:"0.01"を入力
TVM:{"lang":"ja","exchange":"binance","account":"*","symbol":"BTC/USDT","type":"limit","side":"buy","amount":0.01,"price":"last"}:MVT
③ 下記の情報を入力して売り注文メッセージを作成します。
【入力情報】
- 取引所:Binance
- 取引コイン:BTC/USDT
- マーケット:USDT
- 注文方法:売り
- 注文タイプ:指値
- 注文価格:"LAST (最後の取引の価格)"を選択
- 注文価格調整パーセント(%):未入力(※ 選択した注文価格を基準に高く売り注文を出す場合、n(%)を入力)
- 注文数量:"0.1"を入力
TVM:{"lang":"ja","exchange":"binance","account":"*","symbol":"BTC/USDT","type":"limit","side":"sell","amount":0.01,"price":"last"}:MVT
アラート追加及び設定
上記注文メッセージ作成で出力された下記のメッセージをアラートに設定します。
TVM:{"lang":"ja","exchange":"binance","account":"*","symbol":"BTC/USDT","type":"limit","side":"buy","amount":0.01,"price":"last"}:MVT
TVM:{"lang":"ja","exchange":"binance","account":"*","symbol":"BTC/USDT","type":"limit","side":"sell","amount":0.01,"price":"last"}:MVT
① 『Pineスクリプト編』で作成したスクリプトを開き、『チャートに追加』をクリックします。
※ 既にチャートにPineスクリプトを追加している場合は、次②から実施します。
② 『アラート』をクリックし、『+』ボタンをクリックします。
③ 買いのアラートを追加するために下記の情報を入力して、『作成』ボタンをクリックします。
【買いのアラート入力情報】
- 条件:"SMA Indicator for TVExtBot" - "Buy" - "Buy"
- 設定:バー終値毎に1回
- 期限時間:アラートの有効期限を入力(例:"2019-5-31"を入力)
- アラートアクション:ポップアップ表示
- メッセージ:(※1)買いメッセージ内容を入力
④ 売りのアラートを追加するために下記の情報を入力して、『作成』ボタンをクリックします。
【売りのアラート入力情報】
- 条件:"SMA Indicator for TVExtBot" - "Sell" - "Sell"
- 設定:バー終値毎に1回
- 期限時間:アラートの有効期限を入力(例:"2019-5-31"を入力)
- アラートアクション:ポップアップ表示
- メッセージ:(※2)売りメッセージ内容を入力
上記③と④を完了すると、以下の通り2つのアラートが追加されます。
これで、自動売買するための準備が完了しました。