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AWS S3の始め方 ~ バケットにファイルを格納する

Last updated at Posted at 2020-08-25

:cancer: AWS S3とは

S3(エススリー)とはSimple Storage Serviceの略で、AWSが提供するストレージサービスのことです。

AWSのストレージは耐久性が高いのが特徴で、その品質はイレブンナイン(9が11個並ぶ=99.999999999%)と謳われています。

S3にはバケットと呼ばれる単位があります。
バケットとは、ストレージの中に作るフォルダのような領域のことで、バケット単位でデータをやり取りしたり、アクセス制御やセキュリティの設定を行うことができます。

:cancer: この記事の目的

本記事では、S3のサービスにおいてバケットを作成し、セキュリティ設定を行った上で、ローカルPCからファイルをアップロード/ダウンロードする手順を確認します。

:cancer: S3にバケットを作成する

画面上部の「サービス」メニューから、ストレージ項目の下の「S3」を選択して下さい。
image.png
下図で「バケットを作成する」ボタンをクリックして下さい。
image.png
以下の各項目に入力します。
 ・バケット名:他と重ならないユニークなバケット名を入力して下さい。
 ・リージョン:任意のリージョンを選択して下さい。
image.png
「次へ」をクリックします。
下図のオプションの設定は、必要な場合は設定を行います。今回は特に行わなくて良いです。
image.png
「次へ」をクリックします。
下図でパブリックアクセスの設定を行います。
Cloud Front(クラウド・フロント)を使用する場合や特に公に公開する場合の除き、「パブリックアクセスをすべてブロック」の標準設定で良いです。
image.png
「次へ」をクリックします。
下図の確認画面で内容を確認した後、「バケットを作成」ボタンをクリックします。
image.png
バケット作成の手続きは以上です。
下図のように作成したバケットが表示されればOKです。
image.png

:cancer: S3へ接続するクライアント・ソフトウェア

S3のバケットの作成が完了したら、次にローカルPCから接続する設定を行います。
ローカルPCからファイルのアップロード/ダウンロードを行うには、FTPクライアントに似たS3専用のクライアント・ソフトウェアを使用します。
ここでは、フリーで使用できるMSP360 Explorer(旧称:クラウドベリーエクスプローラ)を使用します。

####①MSP360 Explorerのインストール

以下の公式サイトからダウンロードします。

 :link: MSP360 Explorer Freeware for Amazon S3
 https://www.msp360.com/explorer/windows/amazon-s3.aspx

image.png
ダウンロード後、インストーラ(EXEファイル)を実行します。
下図で「Next」をクリックします。
image.png
下図で「I Agree」をクリックします。
image.png
下図で「Install」をクリックします。
image.png
インストールが行われます。
image.png
下図で「Finish」をクリックします。
Run CloudBerry Explorerにチェックがあるため、この後は自動的に起動します。
image.png
下図のように起動します。
ここで「Freeware edition」を選択したまま「Next」をクリックします。
image.png
下図で「I do not have activation code」をクリックします。
image.png
下図でEメールアドレスを入力し、「Start Freeware」をクリックします。
image.png
下図のようにソフトウェアが起動します。
image.png

####②アクセスキーIDとシークレットアクセスキーの作成

接続設定を行うためには、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーが必要となりますので、以下の手順で取得します。

(1)画面右上のアカウントメニューのプルダウンから「マイセキュリティ資格情報」を選択します。
image.png
(2)セキュリティ認証情報画面で、下図の通りメニュー項目「アクセスキー(アクセスキーIDとシークレットアクセスキー)」を選択します。
image.png
(3)「新しいアクセスキーの作成」ボタンを選択します。
image.png
(3)表示されたアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを控えるか、キーファイルをダウンロードします。
image.png

####③MSP360 Explorerの設定

下図のストレージ選択画面でAmazon S3を選択し「Close」をクリックします。
image.png
基本画面が起動します。
image.png
メニュー項目「File」から「New Amazon S3 Account」を選択します。
image.png
設定画面で以下を入力します。
 ・Display name:任意の名前を設定します。
 ・Access key:先ほど取得したアクセスキーIDを入力します。
 ・Secret key:先ほど取得したシークレットアクセスキーを入力します。
image.png
最後にOKをクリックします。
下図のような画面が起動するので、「Close」をクリックします。
image.png

####④S3へ接続する

左右に2分割された画面の右枠の「Source:」から、作成した接続設定項目を選択します。
image.png
予め作成したバケットをダブルクリックします。
image.png
ファイルをアップロードします。下図では、画像ファイル(001.jpg)をアップロードしました。
image.png
右枠内のファイルを左枠のローカルPCに移せば、ファイルをダウンロードすることができます。

以上でS3へのファイルのアップロード/ダウンロードができるようになりました。

:cancer: 関連情報

■AWS LambdaをAWS CLIで呼び出し、S3にファイルを格納する
https://qiita.com/ttlabo/items/edc1f08b51df1af25504

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