###JSON、XMLファイルの入出力 (書き方例)
◆JSONファイルの入出力
# JSONモジュールの呼び出し
using JSON
# JSON形式ファイルの読み取り
JSON.parsefile(ファイル名)
# JSON形式の文字列として出力
JSON.json(データ)
◆XMLファイルの入出力(EzXMLの例)
# EzXMLモジュールの呼び出し
using EzXML
# XMLファイルの読み取り
xml = readxml(ファイル名)
# XMLルートノード取得
xmlroot = root(xml)
# ルートノードの名前を取得
name = nodename(xmlroot)
# 子要素を取得
children = elements(xmlroot)
# 子要素の名前を取得
children_name = nodename.(children)
##解説
JSONファイルの入出力、XMLファイルの入出力それぞれについて解説します。
####(1)JSONファイルの入出力
まず初めにJSONパッケージをインストールする必要があります。
Juliaのプロンプト画面で
import Pkg;Pkg.add("JSON")
と入力します。
以下のようにインポートが実行されます。
JuliaでJSONファイルの読み取りを実行する場合、まず
using JSON
と入力してJSONモジュールの呼び出しを行います。
次にJSONファイルの読み取りを実行しますが、ここでは以下のJSON形式ファイルの読み取りを実行しました。
そして、JSONファイルの読み取りコマンドを実行します。
JSON.parsefile(ファイル名)
▼実行例
Dict型(辞書型)でJSONファイルの内容を読み取ることができました。
JuliaのDict型(辞書型)データをJSON形式の文字列に変換する
以下のようなDict型データを宣言し、JSON形式の文字列として出力するには、
JSON.json(データ)
と入力します。
▼実行例
####(2)XMLファイルの入出力
まず初めにXMLパッケージをインストールする必要があります。
XMLパッケージには、LightXML、EzXML、LibExpatなどがあります。
ここでは、EzXMLを参考に使用します。
Juliaのプロンプト画面で
import Pkg;Pkg.add("EzXML")
と入力します。
以下のようにインポートが実行されます。
JuliaでXMLファイルの読み取りを実行する場合、まず
using EzXML
と入力してEzXMLモジュールの呼び出しを行います。
次にXMLファイルの読み取りを実行しますが、ここでは以下のXML形式ファイル(test.xml)の読み取りを実行しました。
XMLの内容を読み取るには、以下のようなコマンドを実行します。
①xmlファイルを読み込みます。
②xmlルートノードを取得します。
③ルートノードの名前を取得します。
④子要素を取得します。
⑤子要素の名前を取得します。
EzXMLの機能や関数はこれ以外にもたくさんありますので、詳細は公式ドキュメントをご参照下さい。
▼EzXMLドキュメント(Github)
https://github.com/JuliaIO/EzXML.jl
##もくじ
Julia早引きノート[01]変数・定数の使い方
Julia早引きノート[02]算術式、演算子
[Julia早引きノート[03]複素数]
(https://qiita.com/ttabata/items/225c77a4d71fafc3e482)
Julia早引きノート[04]正規表現
....
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##関連情報
Julia - 公式ページ
https://julialang.org/
Julia - 日本語公式ドキュメント
https://julia-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/index.html
初めてのJuliaとインストール (Windows & Linux)
https://qiita.com/ttlabo/items/b05bb43d06239f968035
Julia - Mathematics
https://docs.julialang.org/en/v1/base/math/
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