📝はじめに
FreeNoveのロボットドッグ用にRaspberry Pi 4をセットアップする際、モニター・キーボード・マウスを接続するのは不便なことがあります。
本ガイドでは、ヘッドレス環境(外部ディスプレイなし)でRaspberry Piを設定し、VNCを使ってノートパソコンからリモート操作する方法を紹介します。
この方法はシンプルで初心者にも扱いやすく、ロボティクスプロジェクトに最適です。
🔧必要なもの
🔌ハードウェア
- Raspberry Pi 4
- microSDカード(16GB以上推奨)
- USB‑C電源アダプター(5V / 3A推奨)
- SDカードリーダー(ノートパソコン用)
💻ソフトウェア
- Raspberry Pi Imager
https://www.raspberrypi.com/software/ - RealVNC Viewer
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/
🚀セットアップ
① SDカードの準備(ノートPCで)
- Raspberry Pi Imagerをインストール
- microSDカードをノートPCに挿入
- OSを選択:
Raspberry Pi OS(64-bit)with Desktop - 以下を設定:
- 地域設定(Localisation)
- ユーザー
👉 この認証情報は、VNCやSSHでログインするときに使用します
- Wi‑Fi
- SSH(リモートアクセス)
⚠️重要
この時点では、Raspberry Piはまだ電源が入っていません。
「Write」はSDカードの準備のみを行います。
💡microSDカードのエラー対処(Windows)
カードが読めなくなった場合:
Windows + X を押す
→ 「ディスクの管理」を開く
→ 32GBのディスクを探す
→ 「ドライブ文字とパスの変更」を右クリック
→ E:ドライブとして割り当て
これで再び表示されるようになります。
② Raspberry Piの起動
- SDカードをRaspberry Piに挿入
- USB‑C電源を接続
👉 電源を入れると自動的に起動します(初回起動は数分かかる場合あり)
OSの初期設定はバックグラウンドで完了します。
③ RealVNC Viewerのインストール(ノートPC)
- 公式サイトへアクセス
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/ - 使用OS(Windows / macOS / Linux)を選択
通常のアプリと同様にインストール
④ VNCを有効化
🔍IPアドレスの確認
- コマンドプロンプトで以下を実行:
ping raspberrypi.local
👉 成功すると、IPアドレス(例:192.168.x.x)が表示されます
🔐SSHでログイン
ssh username@raspberry-pi-ip-address
VNCの有効化
以下のコマンドを実行:
sudo raspi-config
メニューが表示されたら:
⑤ノートPCから接続(VNC)
🔑ログイン
RealVNC Viewerを開き、Imagerで設定したユーザー名・パスワードを入力
✅ 接続後
Raspberry Piのデスクトップ(GUI)が表示されます
- マウスとキーボードで操作可能
- ノートPCがRaspberry Piの画面になります

⚠️Raspberry Pi 4の安全なシャットダウン
⚡重要ポイント
- 「Write」はSDカード準備のみ
- ユーザー名/パスワードは必ず設定する
- VNCは同じ認証情報を使用(別アカウント不要)
- 電源接続で自動起動
- モニター不要(VNC使用)
- 必ず適切な電源アダプターを使用(USB給電NG)
🧠 “ヘッドレス”とは?
ヘッドレス環境とは以下の意味です:
- モニターなし
- キーボードなし
- マウスなし
- すべてリモート操作で行う
✅まとめ
この手順により、FreeNoveロボット用のRaspberry Piは次のようにセットアップできます。
OS:Desktop版
接続方法:VNC(GUI操作)
状態:ヘッドレス(外部ディスプレイ不要)

