これは「toio™(ロボットトイ | toio(トイオ)) Advent Calendar 2019」の10日目の記事になります。
はじめに自己紹介
tomotomospotと申します。本職はLITALICOワンダーの中の人をしております。個人ではUnityのコミュニティや剣道の指導者、スポンサー業、女子プロ野球の支援などなど割と幅広く手を出しているガジェット好きの社会人です。ちなみにtoio™で作ってみた!友の会(非公式)の中の人もやってます。今回完全なる勢いでアドイベントカレンダーを立ち上げたのですが、色々記事も増えてとても嬉しい思いです!! 本当にありがとうございます!
toio™らしい遊びを作ろう。
これは最初にtoio™を触ってみながらワークショップネタを考えていた時のアイデアであります。
色々toio™ならではの機能がありますが、最初は以下3点を意識して作成することにしました。
- toio™にはブロックを付けて拡張することが出来る!!
- キューブを操作している時はキューブが自分の分身のような感覚。ブロックを装飾して自分オリジナルのキューブを作るのはどうか。
- toio™ビジュアルプログラミングで色々動かせる。
- 色々動かせるがフリームーブ以上の何かを活用せざる得ないシチュエーションにしたい。
- 絶対的な位置が検出できる! そう!専用プレイマットくんがいればね!!
突然降りてきた、李忠成
通勤中はYoutubeで色々な動画をサーフィンしているのだが、ふとこんな懐かしいシーンが降ってきた。
動画でみたほうがよいやつ
この瞬間思ったんだ。toio™で玉蹴りたいとね。…本気で思ったが、落ち着いて色々考えていくと。
- toio™にはブロックを付けて拡張することが出来る!!
- キューブをサッカー選手に見立て、オリジナルで作成すれば没頭感をだせるのではないか。
- toio™ビジュアルプログラミングで色々動かせる。
- 絶対的な位置が検出できる!
- 作った選手を動かす&サッカーならではの攻守や、カウンター(ボールを持ったらゴール前にいく)などプログラミングをする動機が多く持てそう。(マットの座標を使う事も可能だ)
以上のような設計で一度toio™でサッカーをやるのはどうかと思った。
まぁまずはやってみよう。
※蹴るマン零号機(2019,8,10生)
※レゴブロック4×4のものがベストフィットだが、以下のような少しはみ出るブロックを軸に改良してもよさそう。
引用:toio LABより
で、ボールは?問題。
私は蹴るボールは、ピンポン玉で良いかなと最初は思っていたが、教室で試している様子をみていたお子さんが通りがかりに「ボールが子供だましだね」と言ってきた。確かにその通りで、サッカーというかボール運び感が否めなかった。いっそボール運びコンテストとかも考えたが、恐ろしくフリームーブから抜け出せない事を想像し、サッカーのピッチに戻ってきた。サッカーボールはyoutubeを見ながら良さそうな素材を探していた所、これを見つけた。
なかなかこれが丁度いい重量感で、一気にサッカーゲーム感が増した。昔やったことのあるサッカーゲームだ。
お子さんはコレジャナイ感に敏感だ。子供は一回経験しているだけに非常にわかる。
※左のような蹴るマンはハンドの恐れを指摘される可能性もある為、ミニフィグが操作する風の蹴るマンもオススメだ。(中東の笛対策……………は?何言っているの?)
PK、パス対決、シーン再現、ストラックアウトのような形で楽しめる。
マットは広さの関係もありさすがに11人VS11人みたいな試合は難しい。いつか試合はしてみたいものの、ゴールを決めることや、サッカーのボールポゼッショントレーニングを行うようなもの(2VS1等)、シーンの再現、ストラックアウトのようにサッカーボールを自分で作ったキューブでキープしアクションできるようなミニゲームを作り楽しんでみた。マットは相手のゴール前に設定するなど、やはり設定すると面白い。
フリームーブは十字キーでの操作を基本とし、ゆっくり動くなどはオプションで考えてもらう事も想定している。 パソコンのキーボードでの操作を基本としているものの、色々なシュートやパスが混在すると、カオスになるので、 操作感をアップしたいのであればゲームパッドを使用する事をオススメする。レッツチャレンジ李忠成!!
松木さん「がああああ 何やってるんですかねぇええええ」
松木さん「フリーーーーーザーーーー」
参考の動画 6:47あたり
注意点まとめ
- 周りのコースはレゴで仕切ってあげるのをオススメ(ボールが色んな所へ飛んでいく)
- ゴールはGIF動画のように、網ではなく、ボールが当たったら倒れる事でゴールを明示するようにした。
- ゴールは斜めに置くことで、より入れやすくなるのでオススメ。
その他必要なもの
さいごに
LITALICOワンダーでは冬の特別講習 ウィンターラボ2019にてtoio™️でロボットサッカーにチャレンジ!が爆誕している。これは私の李忠成ではなく、ちゃんといい感じでチューニングした内容をお届けしていく内容なので、ぜひお子さんへはわくわくした気持ちを持って参加してもらえれば幸いである。(おいおい…最後宣伝なの…!?)
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明日はkenichihさんによる「Python API bleakでWindows10/macOS/Linux(raspbian)からtoioコア キューブを動かす話」です。12月も中旬。素敵なtoio™️ライフを過ごしましょう!!