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【第七回】コロナ禍だから何かできることをー 自宅療養者連絡ツール ー

Last updated at Posted at 2021-10-08

前回までのあらすじ

【第六回】コロナ禍だから何かできることを

実装イメージ図

LINEを利用して保健所の担当者の負担を軽減するとともに、自宅療養者はいつでもつながっている安心感を持たせるためのツールイメージです。
メイン.00_00_51_12.Still002.jpg

前回までで一通りの流れを説明したので、今回からはシステムについて大きく説明していきたいと思います。
まずは、データベースの構造から。

データベースの構造

システム構成-データベース構造.jpg

地区情報

作業者や利用者が住んでいる地区の情報を登録しておきます。
仮に企業が利用する場合などは、支店や拠点毎に登録することも可能です。

メールアドレス、ホスト名、ポート名、ユーザー名、パスワードについては
メールアドレスのチェックを行う場合に使用します。

ここ
メール配信.jpg

作業者情報

地区ごとに作業者の情報を登録します。

 権限

権限は、
・システム管理者
・管理者
・作業管理者
・作業者
の4つに分かれ、権限によって利用できる画面が変わります。

 利用可否

利用可否は、利用可能なデータかどうかの判断をします。
(一時利用不可とか)

利用者情報

 各ID

利用者情報については、IDが2種類存在します。
新規で登録されたときは、利用者IDだけが自動採番されます。
今回のLINE連携を使用しない場合はこのままですが、
利用者からLINE連携の処理が来た時に、LINE IDが格納されます。

これにより、LINEとの連携が可能になります。

 最終連絡日

最終連絡日においては、利用者からLINEの通知が来た場合、
もしくは作業者が個別で連絡し、画面上からコメントを書き込んだ時に日付が入ります。
すると、最後にやり取りした日がわかるため、状況によってメールで担当者に報告したり、画面上でアクションを発生させたりすることができます。
(今回は、12時間以上は注意喚起、24時間以上は警告としています。)

 状態

状態については、
・未確認
・自宅療養中
・入院
・完了
としてあります。

「未確認」は利用者登録したとき、「自宅療養中」と「入院」は言葉通り、「完了」は完治や死亡など管理対象外となった場合です。

連絡情報

ここに担当者と利用者のやり取りを蓄積していきます。

 手段

手段はやり取りした方法を自動で更新します。
パターンとしては、
・LINE通知
・画面上で状態を変更したとき
・連絡後コメントを入力したとき
以上の3パターンになります。

次回は、WEB画面のレイアウトを含めて説明します。

コロナ禍だから何かできることをー 自宅療養者連絡ツール ー

【第一回】実装イメージ図と動画
【第二回】LINEからデータを取得して返すまでの流れ
【第三回】LINEからデータベースまでの流れ
【第四回】データベースへの更新までの流れ
【第五回】ユーザー登録の仕組み-LINEbotの設定部分
【第六回】ユーザー登録の仕組みLIFFで表示する画面の開発
->>【第七回】データベースの構造
【第八回】WEB画面上でできる機能
【第九回】まとめ

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