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【Flutter】Flutterの複数バージョンを共存させる方法 (fvm の使い方)

Last updated at Posted at 2020-08-14

この記事で話すこと

FlutterのバージョンをStableやMasterなど複数共存させる際に数秒で切り替える方法をお伝えします。

背景

Flutter 1.2.0がリリースされて、アップデートしたが、あるプロジェクトで動作しないライブラリがあったため、
Flutter 'Stable'と'1.17.4'を同居させる必要がありました。

毎回アップグレード、ダウングレードを実施しているとその度に10分程度失うことになるので、何かないかと探していたところfvmというものがあるらしかったので、使用したらいい感じだったので紹介です。

fvmとは

fvm

Flutter のバージョン管理。Flutter SDK のバージョンを管理するためのシンプルな cli です。

FVM は、プロジェクトごとに使用される Flutter SDK のバージョンを参照することで、一貫したアプリビルドの必要性をサポートします。また、複数の Flutter バージョンをインストールしておくことで、毎回 Flutter のインストールを待つことなく、アプリで今後リリースされる Flutter の検証やテストを迅速に行うことができます。

手順

  1. Dartをインストールする
  2. fvmをインストールする
  3. fvmを使ってFlutterのバージョンを複数インストールする
  4. IDEに設定する

1 Dartをインストールする

Flutterにバンドルされているものではない素のDartを入れる必要があります。

Dartインストールコマンド
brew tap dart-lang/dart
brew install dart

pubのパスを通しましょう。

ルート直下の.zshrc.bash_profileファイルに以下を追記しましょう。
Macのパスの通し方

export PATH="$PATH":"$HOME/.pub-cache/bin"

2 fvmをインストールする

以下のコマンドでfvmをインストールします。

fvmインストールコマンド
pub global activate fvm

3 複数バージョンのflutterをインストールする

複数バージョンのflutterのインストールコマンド
fvm install stable
fvm install 1.17.4

以下のようにディレクトリにインストールされます。
/Users/{username}/fvm/versions/1.17.4

4 IDEに設定する

Android Studio の場合

Preferences -> Languages & Frameworks -> Flutter -> SDKに上記のインストール先のパスを設定します。
image.png

VScode の場合

.vscode/settings.jsonに以下を書き込みます。

.vscode/settings.json
{
    "dart.flutterSdkPaths": [
        "fvm"
    ]
}

fvmのバージョンの切り替えを行います。

fvm use 1.17.4 //インストール済みのバージョン名又はチャンネル名

その他: FVMのアップデート

brew install dart
brew upgrade dart
pub global activate fvm

上手くいかなければ(パスが通らなければ、、)↓↓こちらでも問題ないかと

dart pub global activate fvm

参考記事

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