27
22

More than 1 year has passed since last update.

【Flutter】Flutterの複数バージョンを共存させる方法 (fvm の使い方)

Last updated at Posted at 2020-08-14

この記事で話すこと

FlutterのバージョンをStableやMasterなど複数共存させる際に数秒で切り替える方法をお伝えします。

背景

Flutter 1.2.0がリリースされて、アップデートしたが、あるプロジェクトで動作しないライブラリがあったため、
Flutter 'Stable'と'1.17.4'を同居させる必要がありました。

毎回アップグレード、ダウングレードを実施しているとその度に10分程度失うことになるので、何かないかと探していたところfvmというものがあるらしかったので、使用したらいい感じだったので紹介です。

fvmとは

fvm

Flutter のバージョン管理。Flutter SDK のバージョンを管理するためのシンプルな cli です。

FVM は、プロジェクトごとに使用される Flutter SDK のバージョンを参照することで、一貫したアプリビルドの必要性をサポートします。また、複数の Flutter バージョンをインストールしておくことで、毎回 Flutter のインストールを待つことなく、アプリで今後リリースされる Flutter の検証やテストを迅速に行うことができます。

手順

  1. Dartをインストールする
  2. fvmをインストールする
  3. fvmを使ってFlutterのバージョンを複数インストールする
  4. IDEに設定する

1 Dartをインストールする

Flutterにバンドルされているものではない素のDartを入れる必要があります。

Dartインストールコマンド
brew tap dart-lang/dart
brew install dart

pubのパスを通しましょう。

ルート直下の.zshrc.bash_profileファイルに以下を追記しましょう。
Macのパスの通し方

export PATH="$PATH":"$HOME/.pub-cache/bin"

2 fvmをインストールする

以下のコマンドでfvmをインストールします。

fvmインストールコマンド
pub global activate fvm

3 複数バージョンのflutterをインストールする

複数バージョンのflutterのインストールコマンド
fvm install stable
fvm install 1.17.4

以下のようにディレクトリにインストールされます。
/Users/{username}/fvm/versions/1.17.4

4 IDEに設定する

Android Studio の場合

Preferences -> Languages & Frameworks -> Flutter -> SDKに上記のインストール先のパスを設定します。
image.png

VScode の場合

.vscode/settings.jsonに以下を書き込みます。

.vscode/settings.json
{
    "dart.flutterSdkPaths": [
        "fvm"
    ]
}

fvmのバージョンの切り替えを行います。

fvm use 1.17.4 //インストール済みのバージョン名又はチャンネル名

その他: FVMのアップデート

brew install dart
brew upgrade dart
pub global activate fvm

上手くいかなければ(パスが通らなければ、、)↓↓こちらでも問題ないかと

dart pub global activate fvm

参考記事

27
22
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
27
22