はじめに。
以前の投稿で、MobaXtermから呼び出したソフトウェアにてMozcを使うことにより日本語入力ができるようにしました。
しかし自分のメインエディタであるSublime Text 3では、この方法で日本語入力ができません。
この辺を見ると、Ubuntuでは比較的楽なステップでMozcによる日本語入力が可能ですが、CentOSだとemacs-mozcにかなり依存性が存在し、これのインストールが比較的ハードルとなります。
このサイトを参考に、emacs-mozcインストールし、CentOS上のSublime Text 3にて日本語入力可能にしてみました。その時のメモです。
Vineからのパッケージをアンインストールする。
依存性がかなり面倒くさいので、以前入れたVineからのパッケージをアンインストールします。
sudo rpm -ev mozc
sudo rpm -ev mozc-utils-gui
sudo rpm -ev ibus-mozc
sudo rpm -ev tegaki-zinnia-japanese
sudo rpm -ev mozc-server
Mozc、emacs-mozcのダウンロード。
上記から、下記をダウンロードします。
zinnia-0.06-0.el6.1.1.x86_64.rpm
zinnia-tomoe-0.06-0.el6.1.1.x86_64.rpm
mozc-tools-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
emacs-common-mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
上記から、下記をダウンロードします。
emacs-mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
emacs-mozc-el-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
Mozc、emacs-mozcのインストール。
下記のような感じです。
sudo rpm -ivh zinnia-0.06-0.el6.1.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh zinnia-tomoe-0.06-0.el6.1.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh mozc-tools-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
sudo rpm -ivh mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh ibus-mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh emacs-common-mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.x86_64.rpm
sudo rpm -ivh emacs-mozc-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
sudo rpm -ivh emacs-mozc-el-1.5.1090.102-1.el6.1.noarch.rpm
IBUSのセットアップ
以前と同じなので省略します。
Sublime Text 3の日本語入力
こちらにある通り、パッケージSublimeMozcInputを使用しました。レポジトリの追加、パッケージのインストールは参考先と同じです。
結果
デフォルトのキーバインド(ctrl + \ キー)で日本語入力が可能になりました。
おわりに。
最近、Linux上で日本語入力を入れることが多くなり、Sublime Text 3で対応する必要に迫られ、かき集めてみました。CentOSでemacs-mozicは 依存性地獄 とは以前から聞いていましたが、なんとかなりました。