株式会社オズビジョンの@terra_yuccoです。
今まで社内のチャットツールはHipChatだったのですが、最近外部の方との協業を始めた関係で、Slackを導入しました。使ってみたら、かなり便利だったので、それを今回共有させていただきたいと思います。
なお本稿はオズビジョン初☆エンジニアによる**アドベントカレンダー**内の一記事となっております。よろしければぜひ購読いただき、他メンバーの記事もご覧ください。
Slackとは
- ビジネス向けのチャットツール
- とはいえ、無料プランがあるので、個人利用ももちろん可能
- そういえば某Pitでも使っていた気がする
- なぜかエンジニアやデザイナーといったクリエイター職に人気
- かっこいいデザインが好きな人にも人気
- 有料になるとHipChatの2倍くらいの価格
- 前はIntegrationの豊富さが武器だった、今はHipChatも頑張っているが…?
個人的に思う良いところ
- 発言が修正できる
- オープンチャンネルなら、joinしなくてもpreviewができる
- ステータスが柔軟に設定できる
- 投稿をURLでシェアできる
- 投稿をチームでブックマークできる
- 投稿を個人でブックマークできる
以下に、1つずつちょっと詳細に思いを語ってみようと思います。
発言が修正できる
最近、海外の方との協業チャレンジを始めたことにより、英語を使う機会がとても増えています。
ですが英語は私にとって母国語ではないので、もう悲しいくらいにtypoが頻発します。あと、カタカナ英語と意味が違ったりする場合、後であわてて修正したりします。
HipChatの場合、発言が修正できないのでだいたいこんな感じになります。
[5:42 PM] y-terashima: あそこの項目なんですが動きがおかしい木がするんです
[5:43 PM] y-terashima: 気がするんです
ですがSlackならできるので、余計なログが増えないメリット。
y-terashima [5:45 PM]
あそこの項目なんですが動きがおかしい気がするんです (edited)
※これがチャットの面白いところだったり、誤字からコミュニケーションが広がったり、というのももちろんあるんですが。特に英語だと1文字の違いで全く意味が通じなくなったりするのでやはりありがたいです。
オープンチャンネルなら、joinしなくてもpreviewができる
HipChatはチャンネルに参加することで会話を見ることができますが、Slackは参加しなくてもプレビューができます。
もちろんリアルタイム更新はされませんが、このチャンネルどんなこと話してるチャンネルなんだろう?って思った時のキャッチアップがかなり気楽です。
ステータスが柔軟に設定できる
弊社の今の設定はこうなっています。
デフォルトでは Not working は、 Commuting でしたが、
通勤時間にこまめにステータスを変えるとは思えなかったため、上がるときに にすればいいように変更しました。
しかしこうなると Vacationing は必要ないような気もちょっとしています。
投稿をURLでシェアできる
ポストしたメッセージのひとつひとつにリンクが設定されるため、Copy Linkで取得したURLをどこかに転記しておくだけで、決めたことリストが作れたりします。とはいえ、実際のところは外部に転記するのが面倒なので、もっぱら下に示すブックマーク機能を使っています。
投稿をチームでブックマークできる
ピン留め機能は、ルーム内で共有できるブックマーク機能なので、チームの決めごとなどを刺しておくのにいいなあと思っています。
実際、現状は開発中のQAなどはきちんとしたドキュメントを作っておらず、Slackでざーっと話した内容がそのまま決まりごとになるので、大事なものをコルクボードに留めておくようなイメージでピンを刺すのは良いなと思っているところ。
投稿を個人でブックマークできる
そして個人的に便利に使っているのがスターです。これは自分でつけるものなので、すぐには返答できないけれども後で答えないといけないQAや、MTGのアジェンダなどにつけています。
うまく使うことでSlackがタスクリスト代わりにもできそうだなと思っています。(とはいえ、実際はSlack以外にもコミュニケーションチャネルはあるので、そうはいかないのですが)
まだ活用していないけれども活用したい機能
- /remind - slack の /remind 機能まとめ
- 外部連携 - 大流行中・Slackの使い方【外部サービス連携】隅々まで徹底解説!
- 特にIFTTT。Slackは公式対応しているので、使い倒したいところです
個人的に思う微妙なところ
- プライベートチャンネルをオープンにできない
- 費用がお高め
- 長めのチャットログを複数件コピペしたときに読みやすくない
- スレッド機能には可能性を感じるが、チームでうまく使うの難しい
このあたりは改善を望みたいところです
おわりに
現状では社内にいろいろなコミュニケーションツールがありますが、チャットだとやはりダントツでSlackが使いやすいな、と感じています。というか、冷静に見返すと、チャット以上の価値をもたらす機能が多いからなんだとは思いますが…
まだメインはHipChatなのですが、徐々に移行していけたらいいなあ、と思っています。
アドベントカレンダーの次の更新は、日本人より日本語の上手い野鳥好きエンジニア、@kasia-some より。お題は、OODA (Observe - Orient - Decide - Act) についての記事になる予定です。よろしければ明日もぜひご覧ください。
【おしまい。】