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#ADX2 ロボット機能でCSVの内容に従ってキューを再生する

Last updated at Posted at 2021-02-09

#はじめに
ADX2ロボット機能で、
自動再生するようなスクリプトを作ってみた。

今回は、CSV形式の情報を読みつつ再生しています。

##用途は

  • とりあえず登録したデータを音で聞いて変なところが無いかとかチェック
  • テキストの内容をあっているかをざっくりと確認する
  • 流して聞いておかしなことが無いか(音質が他と違うなど)

といった時に使えるかもしれない。
スクリプトを使わなくてもツリーやリスト上で再生していけばよかったりもしますが、
CSVで再生内容とかも同時に表示してあげているので、よりチェック力があがるかもしれません。

やっていること

選択しているキューシートの
キューを集めて
csvを読み込んで
ログも表示しつつ
キュー名と同じものがあれば、

CSVのフォーマット

こんな感じで、
最初のところに番号(これがキュー名)
英語のテキスト、日本語のテキスト

といったCSV(今回はカンマじゃなくてタブ区切りですが)を用意しました。

image.png

スクリプト

PreviewVoice.py
# --Description:[tatmos]ボイスの内容を表示しつつ再生する
import sys
import cri.atomcraft.project
import cri.atomcraft.project as acproject
import cri.atomcraft.debug as acdebug
import cri.atomcraft.preview as acpreview
import csv

# 選択しているキューシートを得る
selected_CueSheets = acproject.get_selected_objects("CueSheet")["data"]
if not selected_CueSheets :
    acdebug.warning("生成するキューシートを選択してください.")
    sys.exit()

cues = list()
#キューを取得
for cusheet in selected_CueSheets:
    acdebug.log("cusheet Path:\"{0}\"".format(acproject.get_object_path(cusheet)["data"] ))
    #キューを集める 
    cues = acproject.find_objects(cusheet, "Cue")["data"]    
    
#csvを読む
with open('C:/MyDearest/UranusSenarioText.csv', 'r', encoding="utf_8") as f:
    reader = csv.reader(f, delimiter='\t')
    for row in reader:      
        acdebug.log("{0},{1},{2}".format(row[0],row[1],row[2]));
        for cue in cues:
            cue_name = acproject.get_value(cue, "Name")["data"]
            if cue_name == row[0]:
                # キューを再生
                acpreview.start_playback_cue(cue)
                break

#実行すると
ログにCSVの内容を表示しつつ音を再生していきます
image.png

#改善点としては

  • UIをつけて、一時停止や、任意送りできるようにする
  • 再生が終わるまで待ってから次のものを再生する
  • テキストIDを入れたら、それだけを再生する

など、UIをつけると良さそう。(現状だとUIはリモート型にする必要があるので今回はパス)

#おわりに

現状のADX2ロボットでできることは、キューの再生・停止のみなので、
今後もっと拡張されていくといろいろできるようになると思う。

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