初めに
自分の所属する企業はIT企業じゃないので、IT関連の部署にはIT未経験の人が多くいます。そんな彼ら/彼女らも基本情報技術者試験の勉強などでQiitaに触れることが多いみたいです。
そこで、本記事では偶然Qiitaを訪れたIT未経験者向けに、昔何かで書いた「趣味としてのプログラミング」を布教する文章を掲載します。
趣味「プログラミング」という選択肢
世の中の大人たちの中には趣味がなくて困っているという人が多い。実際、私の会社の自己紹介でも自分には趣味がないという人が多くいた。趣味がないことは悪いことではない。しかし、趣味を持っていないという人に話を聞いてみると、多くの人が趣味を見つけたがっているということがわかった。
新しい趣味を始めようにも、どんな趣味を始めるべきかわからない。どうせなら、得られるメリットが大きい趣味を始めたいという人は多いのではないだろうか。社会人は日々仕事に追われていて、趣味に使える時間は少ない。そんな少ない時間を割いて行う趣味は、ただ楽しいということの他にも、多くのものが得られる物であってほしいと思うのは当然のことである。そこで私は、「プログラミング」という趣味をおすすめする。趣味としてのプログラミングは、楽しいだけでなく様々なスキルを身につけることができる非常に実用的な趣味であるため、趣味にも実用性を追い求める人におすすめの趣味である。本記事では、趣味としてのプログラミングの素晴らしさを解説していく。
趣味「プログラミング」によって得られるスキル
現代において、プログラミングスキルは非常に重要なスキルである。プログラミングのスキルを持った人を求めている企業は山ほど存在する。ITエンジニアの求人倍率は2023年8月の段階で10倍以上である。こうした状況を受け、数年前から日本では義務教育の中にプログラミングが取り入れられるようになった。数年後には若者全員が当たり前のようにプログラミングスキルを持っている世界になる。
プログラミングを趣味とすることで、エンジニアにならなくてもプログラミングスキルを身につけることができる。もちろん、「プログラミングスキル」と一口に言っても、その種類は様々である。スマホスキルを開発するスキル、webサイトを開発するスキル、競技プログラミングに代表されるようなアルゴリズムのスキルなど、様々なスキルがあるが、どれも多くの場で必要とされているスキルである。
こうした引く手数多のスキルを身につけることは安心感に繋がる。未経験OKのエンジニア系の転職サイトに登録しポートフォリオを公開していると、毎日のようにスカウトが来るようになる。それだけ多くの企業がエンジニアを欲しているということだが、このように多くの企業に求められるスキルを持っていると、(自惚ではあるが)最悪いつでも転職できるという安心感を持つことができる。そうすれば、現在のお仕事にも落ち着いて向き合うことができ、今まで以上の成果を出せるようになるのではないだろうか。
趣味「プログラミング」は他人にアピールすることができる
プログラミングを趣味にしている人は割と少ない。エンジニアが周りにあまりいない環境であれば、多くの人はプログラミングと無縁の生活を送っている。あなたは休日に「スマホアプリの開発」や「競技プログラミング」を行っているという人をどれだけ見たことがあるだろうか。私は自分以外にこうしたことを趣味としている人を聞いたことがない。少なくとも私の周りでは、「プログラミング」は大変珍しい趣味であるといえる。
また、プログラミングは非常に実用的な趣味である。上記で示したように、プログラミングは趣味を通して実用的なスキルを鍛えることができる。これだけでも十分にプログラミングは実用的な趣味であるといえるが、さらにプログラミングを趣味とすることで本業とは別の収入を得ることを目指すこともできる。スマホアプリやwebサイトなどの開発ができれば、それを利用した何らかのビジネスを始めることができる。難易度はもちろん高いが、多くの趣味に比べてプログラミングは趣味で副収入を得るハードルは低いように思われる。
このように、趣味「プログラミング」は非常に珍しく且つ実用的な趣味であるため、自己紹介の際などに少しだけアピールすることのできる趣味である。いつも自己紹介時に「少しでも他の人の記憶に残るような自己紹介がしたい」「自分のことを目立たせたい」と思う人は、ぜひ趣味「プログラミング」を始めてみてほしい。私の感覚としては、趣味としてプログラミングを行っていると話せば9割以上の人が食いついてくる。
プログラミングはハマればとにかく楽しい
どんな趣味にも言えることだが、プログラミングは一度ハマってしまえば楽しくて仕方がない趣味である。プログラミングの楽しさにはいくつか種類があるが、ここでは「論理的に物事を組み立てる楽しさ」と「自分のアイディアを形にする楽しさ」を紹介する。
「論理的に物事を組み立てる楽しさ」とは、「正解を見つける楽しさ」にとても似ている。私たちが日々生活している社会は、大抵の場合明確な「正解」が存在しない。白黒はっきりつけられない問題にぶつかり、モヤモヤしながら結論を出すということを繰り返している。一方でプログラミングにはほぼ常に明確な「正解」が存在する。論理的に合っていれば思ったものが作れるし、想像通りにいかない場合は論理的にどこか間違っているということになる。絶対にどこかにある「正解」を見つけようとする行動は、時には大変なこともあるが、その「正解」を見つけられた時には大きな達成感を味わうことができる。
「自分のアイディアを形にする楽しさ」は、「こうあったらいいな」を実現するところから生まれる。毎日いろいろなスマホアプリやwebサイトを使っていて、「こんな機能があったらいいのに」と思ったことはないだろうか。プログラミングはその思いを実現することのできる活動である。自分の中にあるアイディアや「こんなアプリが欲しい」という思いをプログラミングは現実のものにしてくれる。自分の理想が実現した際の喜びはえも言われぬものであるが、これはぜひプログラミングを始めて味わってみてほしい。
終わりに
偶然Qiitaを訪れたIT未経験の方が、この記事を見て少しでもプログラミングに興味をもってくれると幸いです。「面白そう」と思ったなら、udemyで「プログラミング」って調べてみると、わかりやすい学習講座がたくさん出てくるので、是非初めてみてください。
汚い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。