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気になって保存した、セキュリティ学習リンク5つのメモ

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Last updated at Posted at 2026-11-01

気になって保存した、セキュリティ学習リンク5つのメモ

セキュリティ学習の過程で見かけて「後で触りたい」と思ったリポジトリ・資料を5つメモしておきます。どれもまだ実際には手を付けていない段階なので、概要と自分なりの位置づけだけ先に整理します。

1. FLARE Learning Hub(リバースエンジニアリング・マルウェア解析)

MandiantのFLAREチームが無料公開しているRE/マルウェア解析教材。教材本体はGoogle Docsとしてweb公開され、リポジトリにはラボ用バイナリ・IDA/Ghidraデータベース・スクリプトが同梱されています。

現在3モジュールが公開:

  • Malware Analysis Crash Course — x86アセンブリ基礎からの初心者向け総合コース
  • Go Reverse Engineering Reference — Go言語バイナリの解析specific
  • Introduction to Time Travel Debugging (TTD) — Windowsマルウェア解析向けの時間遡行デバッグ

ラボ実施は隔離VM環境「FLARE-VM」上が推奨。パスワード付きZIPのパスワードは共通でflare。

2. WAF Dojo(AWS WAF実践ハンズオン)

AWS WAFを実際に攻撃をブロックしながら学ぶハンズオン環境。日本語READMEあり。

  • チュートリアル(6問)→ゲームモード(6問)→脆弱性対応ラボ(41問)→運用演習(5問)の計52問
  • 攻撃ブロック率と誤ブロック率から採点、段位・実績バッジ・ランキング機能あり
  • 各プレイヤーに専用ALB/Web ACLが用意され、実際にAWS上で動かす前提

3. AiSOC(SOC機能のAI自動化OSS)

セキュリティ運用センター(SOC)の機能をAIで自動化するオープンソースプロジェクト。アラート融合・LLMエージェントによるトリアージ・MITRE ATT&CK調査・監査可能な決定台帳を提供します。

  • ローカルモデル(llama3.2)によるAIトリアージ、7,015ルール中2,530実行可能なルールを適用
  • SIGMA形式の検出ルールライブラリ、Claude用MCPサーバー対応
  • MITライセンス、自社ホスト可能、APIキー不要

4. オフェンシブ・セキュリティ用語辞典

攻撃者視点でセキュリティ脅威を体系化した用語辞典(第三者作成)。10軸→領域→チェックの3階層で491項目、各項目800字以上の深度。MITRE ATT&CKとの参照連携や具体的なCVE参照を含みます。フィッシング、EDR回避、ファームウェア持続化、実際の攻撃チェーン(XZ Utils、Snowflakeなど)、脅威ハンティング章まで幅広くカバー。Living Document形式でVersion 68時点まで更新継続中とのこと。

5. プロンプトインジェクション実践ガイド

さくらインターネットによる、LLMへのプロンプトインジェクション攻撃の実践学習ガイド。「さくらのAI Engine」を使って実際に攻撃を試し、防御策まで解説しています。

  • システムプロンプトの秘密抽出(直接質問・間接プロンプト・思考プロセス利用)
  • HTML埋め込み型インジェクション(display:noneで隠した指示にLLMが従う実演)
  • 倫理的に問題のある文字列混入時の挙動確認
  • コンテキストウインドウオーバーフロー攻撃
  • 入力/出力フィルタリングなどのガードレイル実装例

AIエージェントが外部データ(Webページ、ファイル等)を扱う設計をする際に、「データと指示を混同しない」という防御側の原則を具体的な実験で再確認できる記事でした。

まとめ:5つの位置づけ

実践・学習の軸で見ると、役割がきれいに分かれています。

リソース 役割
FLARE Learning Hub 攻撃側の技術(マルウェア・バイナリ)を理解する実践ラボ
WAF Dojo 防御側のルール作成を実践する実践ラボ
AiSOC 検知後のトリアージ・対応を自動化する運用ツール
プロンプトインジェクション実践ガイド LLMエージェント特有の攻撃面を実験で理解する
用語辞典 上記全てを学ぶ際の用語リファレンス

まずは初心者向けのFLARE Learning Hub「Malware Analysis Crash Course」あたりから着手し、詰まったところをAIに日本語で質問しながら進めていく予定です。

余談:セキュリティ以外で見つけた気になるツール

本筋とは別に、Claude Code周りで見つけた気になるツールも2つだけ触れておきます(セキュリティではないので詳細は別記事「Claude Code実践ナレッジ Part2」に追記しました)。

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