最近までGUIではできないと思いこんでいたので、メモ。
##結論
並び替えを書ける順で、列を指定しては並び替えボタンを押す、という操作を繰り返せばよい。
こうすると、最初の並び替え指示はリセットされずに合成され、複数列の並び替えとして処理される。
##例1:直感的な操作⇒上手くいかない。
複数列を指定した状態では、グレーアウトされて、並び替えボタンが押せません。
僕はここでGUIを諦めてしまっていました。一種の罠ですね。
##例2:1個1個操作する⇒上手くいく。
こんなテーブルがあり、地域の昇順、金額の降順で並び替えたいとします。
次に、地域列で並び替えされたステップのまま、金額列だけを選択して、並び替えの降順ボタンを押します。
すると、めでたく2列基準での並び替えになります。ちゃんと並び替え順の番号も出ていますね。
画像にも出ていますが、生成されるコードは複合的な並び替え指示になっています。(#"Changed Type"
は前のステップです)
= Table.Sort(#"Changed Type",{{"地域", Order.Ascending}, {"金額", Order.Descending}})
##テストした環境
Microsoft365のExcel(バージョン2011、64bit)
Power Query 2.87.224.0(64bit)