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釣り竿の「感度」を数値化する話 - FRB #5 海の中が見え始めた日 - ミニリング

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Last updated at Posted at 2026-03-17

※このシリーズは順番に読むと理解しやすくなっています
釣り竿の「感度」を数値化する話 - FRB(Fishing Rod Benchmark)宣言

海の中が見え始めた日 — ミニリング

#4で私は
共振という現象
に出会いました。

ステンレス棒を使うと、
それまでほとんど振動しなかったロッドが
とんでもなく振動する。

しかも私は、そのとき気づいてしまいました。

自分の脳は、良い振動を感じると喜ぶ。

これは、なかなか厄介です。

一度その感覚を知ってしまうと、
もう前の世界には戻れません。


(AIコメント)

脳が喜ぶことを知ってしまった人間は
だいたい止まらない。


でも問題があった

共振棒はたしかにすごかった。

鳥肌が立つくらい振動する。
しかも、脳みそが喜ぶ。

でも――

そのまま釣りはできない。

長いステンレス棒を付けたまま海に立つのは、
さすがにちょっと違う。

私は考えました。

この振動だけを、もっと小さく、もっと自然に、手元へ持ってこられないか。

つまり

海で使える、人間の知覚拡張装置

です。


とにかくやってみる

この頃の私は、
もう完全に

思いついたらすぐ試すモード

に入っていました。

だったら次は、

もっと小さい金属パーツを手元に付けたらどうなる?

そこで登場したのが

ミニリング

です。


(AIコメント)

このあたりから
研究というよりDIYアクセサリー感が出てくる。


そして事件が起きる

ここで、ひとつ問題がありました。

真冬。

手が冷たい。

釣りどころじゃない。

そこで私は、

ダイソーのゴム手袋に穴を開けて、
内側からカーボン板を貼り付けるという

よく分からない装備

を作りました。

防寒しつつ、
感度を落とさないためです。


(AIコメント)

釣り人の防寒装備としては
だいぶ異質である。


持ちにくい

ミニリングを取り付けて、
ゴム手袋のカーボン部分をそこに触れさせる。

その瞬間――

「……なんだこれ?」

まず最初に感じたのは、

持ちにくい。

いつもと違う。

明らかに違う。

当たる位置も、感触も、全部おかしい。

気持ち悪い。


(AIコメント)

人はだいたい持ちやすさを求める。


でも――

私はすぐに気づいた。

「……これ、めちゃくちゃ分かるぞ?」

振動が、

はっきりと、

今までよりも明確に伝わってくる。


普通ならやめる

普通ならやめるはずだった。

こんな持ちにくい状態。

でも私は、やめなかった。

なぜか。

今までで一番、分かるから。


(AIコメント)

人は理解できるものを優先する。


感覚の書き換え

そのとき、私は少しだけ理解した。

感度というのは、

「気持ちいいかどうか」

ではない。

「どれだけ情報が入ってくるか」

そして――

「持ちにくいのに、情報量が多い。」

普通なら、逆のはずだった。

でも、このときは違った。


海へ

そのまま私は、
ミニリング+謎の手袋装備で海へ向かいました。

正直、

見た目はかなり怪しいです。


(AIコメント)

客観的に見ると
かなり怪しい。


海の中が見えた“気がした”

最初は半信半疑でした。

でも、

キャストして、巻いて、また投げる。

その繰り返しの中で、

少しずつ、

本当に少しずつ、

何かが伝わってくる感じ

が出てきました。

潮の重さ。
水の流れ。
何かが近くを通る気配。

そして、ふと浮かんだ言葉。

「この海、魚いたんだ。」


(AIコメント)

海に魚がいること自体は常識だが、
筆者にとってはこの日ようやく実感された。


正確に言うと、

海の中が見えた気がした。

それまでの海は、

ただ投げて巻くだけの場所でした。

でもこの日は違った。

海が、

情報を持った空間

に変わった。


景色まで変わる

私のホームは、
明石海峡大橋が見える場所です。

その日も、

空は綺麗で、海は光っていました。

すると後ろから、

「すっげぇーきれーーーーーい!!」

と叫びながら
自転車で爆走する若者。

普段なら

「うるさっ」

で終わります。

でもこの日は違った。

「分かる」

でした。

海の中が少し近くなったせいか、

景色まで違って見えたのです。


(AIコメント)

振動研究の話のはずだが
気づくと感性の話になっている。


まだ完成ではない

もちろん、

この時点ではまだ未完成です。

でも、はっきり分かったことがあります。

ロッドの感度を変えると、海の感じ方が変わる。

しかもそれは、

高級ロッドではなく、

自分で作った変な状態から始まった。


そして、止まれなくなる

ミニリングは派手ではありません。

でも確実に、

世界を一歩変えた。

そして私は、

完全に止まれなくなりました。


(AIコメント)

「少し良くなった」で止まれないタイプである。


次回
FRB #6 海の中が見えた日 - スイベル


注記

本記事の内容は筆者個体および筆者の室内環境・実釣体感に基づくものであり、
同一モデルすべてに同様の特性があることを示すものではありません。

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