はじめに
Linux標準教科書 ( Ver.3.0.0 ) を履修するにあたり CentOS7
の環境を用意する必要があり、当初は docker
を使用していました。
参考: https://qiita.com/tamago3keran/items/781728815e359243ff33
ただこれだと、 Linux標準教科書 ( Ver.3.0.0 ) で履修する上で必要なファイルがなかったりしたため、 VirtualBox
を使用して CentOS7
の環境を構築することにしました。
環境
- VirtualBox: 5.2.6r120293
- ホストOS: macOS Sierra 10.12.6
- ゲストOS: CentOS 7.4-1708
セットアップ
CentOSのディスクイメージのダウンロード
CentOS 公式サイト を開いて、 Get CentOS Now
をクリックします。
遷移先のページに書いてある DVD ISO
をクリックします。
ダウンロードリンクがたくさんあるので、とりあえず一番上のリンクをクリックしました。
仮想マシンの作成
VirtualBox を起動し、 新規
をクリックします。
名前
に仮想マシンの名前を入力します。
今回は CentOS7.4-1708
としました。
名前
を入力すると、 タイプ
と バージョン
が自動的に選択されるので、 続き
をクリックします。
割り当てるメモリの容量を指定しますが、今回がデフォルトのまま 1024MB
にしました。
続き
を押しましょう。
仮想ハードディスクを作成する
が選択されていることを確認し、 作成
をクリックします。
VDI
が選択されていることを確認し、 続き
をクリックします。
可変サイズ
が選択されていることを確認し、 続き
をクリックします。
ファイルの場所とサイズは変更せず、 作成
をクリックします。
これで仮想マシンの作成は終わりですが、その他の設定を行います。
仮想マシンの設定
設定
をクリックしましょう。
一般
-> 高度
クリップボードの共有
と ドラッグ&ドロップ
を 双方向
に変更します。
ネットワーク
> アダプター1
ネットワークアダプターを有効化
にチェックが入っていることを確認します。
また 割り当て
を ブリッジアダプター
に変更し、 名前
に en0: Wi-Fi (AirPort)
が選択されていることを確認します。
ストレージ
ストレージデバイス
から 空
と表示されているディスクのアイコンを選択し、 光学ドライブ
の右にあるディスクのアイコンをクリックします。
仮想光学ディスクファイルを選択…
を選択し、CentOSのISOファイルを選択して 開く
をクリックします。
最後に OK
をクリックして設定を保存します。
CentOSのインストール
作成した仮想マシンを選択し、 起動
をクリックします。
CentOSのインストーラが起動するので、上下キーで移動して Install CentOS Linux 7
を選択し、 Enter
キーを押します。
インストールが終了すると、言語選択画面が表示されるので、 日本語
を選択し、 続行
をクリックします。
インストール先
をクリックします。
デフォルトのまま 完了
をクリックします。
私は US キーボードを使用しているので、 キーボード
も設定しました。
キーボード
をクリックします。
左側の欄にある +
マークをクリックします。
英語(US)
を選択し、 追加
をクリックします。
完了
をクリックします。
GUI で操作したい場合は、 ソフトウェアの選択
をクリックします。
ベース環境
は サーバー(GUI使用)
を選択し、 選択した環境のアドオン
は 開発ツール
を選択して、 完了
をクリックします。
インストールの開始
をクリックします。
インストールしている間に ROOT パスワード
をクリックし、設定を行います。
パスワードを入力し、 完了
をクリックします。
インストールが完了したら、 再起動
をクリックします。
再起動すると黒い画面が表示されます。
上の CentOS Linux (3.10.0-693.e17.x86_64) 7 (Core)
を選択し、Enterキーを押します。
初期セットアップ画面で LICENSING
をクリックします。
ライセンス契約に同意します。
にチェックを入れて、 完了
をクリックします。
設定の完了
をクリックします。
あとは示される手順通り進めていけば、 CentOS7
を使用できます。