はじめに
コマンドのオブジェクト記述表示DSPOBJD
を使用して、OPM ソースメンバーの検索方法をご紹介しました。
しかし、DSPOBJD
を使用する方法では ILE、サービスプログラムのソースメンバーを検索することができません。
もちろん、ILE、サービスプログラムのソースメンバーを検索する方法も存在します。
この記事ではILE、サービスプログラムのソースメンバー検索方法をご紹介します。
コマンド
対象 | コマンド |
---|---|
ILE | プログラム表示DSPPGM
|
サービスプログラム | サービス・プログラムの表示DSPSRVPGM
|
方法
まずは、DSPPGM
もしくDSPSRVPGM
のパラメーターに検索したいソースメンバーのプログラムを指定し、実行します。
そして次に実行をクリックしていくと、「プログラム情報の表示」を確認することができます。
さらに「記述の表示」を実行すると…
ソースメンバーがどこに格納されているか確認することができます。
おわりに
なぜ OPM と ILE ソースの検索方法が違うかというと、サービスプログラムを作成できるようになるまで(1)_サービスプログラムの前提でご紹介した、OPM と ILE の作成概念の違いが関係しています。
OPM はソースメンバーから直接プログラムが作成されますが、ILE はソースメンバーから、モジュールを生成し、モジュールからプログラムが作成されます。
ご参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。