ConohaでGitLabイメージを使ってみた
Conohaには色んなアプリケーションのイメージがあります。
今回はその中の一つ、GitLabを試してみました。
ログインまではすごく簡単
サーバーを立てたら、上画像の矢印に記載されているIPアドレスに直接アクセスすると、初回はパスワードの変更を求められます。初期の管理者ユーザー名は「root」です。
ユーザー登録をしてもメールが送ってこない
その後rootでログインして別のユーザーを追加したり、トップページから新規ユーザーの登録をしてもメールが送られてこない。
パスワードはメールに記載されているっぽいので、ログインができない。
AWS SESのSMTPから送信するようにした
やり方は公式にそのまま書いてました
前提
送信数の緩和やドメインの認証などは済んでいる前提です。
SES設定方法(2016年2月)
IAMの作成をして認証情報をゲットしておく
メール送信専用にIAMを作成
SESのページ内にある「SMTP Settings」から「Create My SMTP Credentials」ボタンを押して、そのままナビゲートに従いつつIAMを作成しましょう。
最後に認証情報のダウンロードが出来るので、メモまたはダウンロードしておきます。
サーバーに入って下記の作業をする
このファイルが設定ファイルのようなので、下記のように書き換えます。
/etc/gitlab/gitlab.rb
gitlab_rails['smtp_enable'] = true
gitlab_rails['smtp_address'] = "email-smtp.region-1.amazonaws.com"
gitlab_rails['smtp_port'] = 587
gitlab_rails['smtp_user_name'] = "IAMmailerKey"
gitlab_rails['smtp_password'] = "IAMmailerSecret"
gitlab_rails['smtp_domain'] = "yourdomain.com"
gitlab_rails['smtp_authentication'] = "login"
gitlab_rails['smtp_enable_starttls_auto'] = true
gitlab_rails['gitlab_email_from'] = 'gitlab@example.com'
gitlab_rails['gitlab_email_reply_to'] = 'noreply@example.com'
書き換えたら次のコマンドを打って、終了。
gitlab-ctl reconfigure
まとめ
イメージでの提供なので、てっきりpostfixなどのメールサーバー込みなのかと思ったのですが、そういうことでもないんですかね。
今回はAWS SESで解決しましたが、下記のドキュメントを見るとGmailでの設定などもありますので、お好きなものを参照ください。