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はじめに

本投稿では、Sier企業入社3年目でGoogle Cloud完全未経験の私が、「Google Cloud Digital Leader」に合格するまでの道のりを記します。
これから受験を予定している方の一助になれば幸いです。
※2025年6月時点の情報、及び、あくまで一個人のメモ書きと思ってお読みください

受験時の筆者について

・文系出身
・新卒3年目Sier勤務
・業務では主にセキュリティ領域(ADセキュリティ、CNAPP、SSPMなど)を担当
Google Cloudは、完全未経験
・AWSは、一部業務で利用しており、最低限のクラウド経験はあり(AWS Certified Solutions Architect - Associateまでは取得済み)
バウチャーがもらえたため、 マルチクラウドを取り扱えるようになるべく受験を決意

試験概要

「Google Cloud Digital Leader」は、Google Cloudの試験で最もベーシックな試験と位置付けられています。AWSでいうAWS Certified Cloud Practitionerと同じレベル感の試験です。

〇試験概要は、以下の通りです。

・試験名:Google Cloud Digital Leader
・試験時間:90分
・試験内容:公式の標準試験ガイド参照

・費用:$99
・言語:日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語
・試験形式:50~60問の多肢選択式問題
・試験の実施方法: オンライン監督試験またはオンサイト監督試験
・有効期間:3年間

学習期間

学習した期間としては、土日含めた5日間で、合計約15~20時間くらいです。 
本来であれば 余裕をもって学習するのがベスト です...。

学習に利用したもの

学習に利用したものをご紹介します。

①Googleの公式標準試験ガイド
Googleが公開している試験ガイドです。
まずは、試験範囲を知ることから学習を始めました。

②GCP:Google Cloud Digital Leader模擬試験問題集(6回分320問)
Udemyで公開されている模擬試験問題集です。
少しお値が張りますが、ボリューム、レベル感共にGoodです。
Udemyのセールを上手く活用しましょう!

③Googleの公式ドキュメント(AWS サービスや Azure サービスと Google Cloud を比較する)
Googleが公式直々に提供しているAzure、AWSとサービスを比較する資料です。
私の場合、AWSの利用経験があった為、③はAWS提供サービスをGoogle Cloudの提供サービスに置き換える際、特に活用しました。

④Googleの公式ドキュメント(Google Cloud プロダクト)
Google Cloudの各リソースについて、機能、ユースケース、事例などを検索できるドキュメントです。

⑤Googleの公式模擬試験
Googleが提供している模擬試験です。現在20問公開されています。

②で紹介したUdemyの模擬試験は有料ですが、それ以外は 無料 で利用できます!

学習の流れ

学習の流れは次の通りです。

(1)①の標準試験ガイドで試験の出題範囲を確認する
(2)②のUdemyの模擬試験を解く
(3)(2)を解いていて不明、間違えた箇所を③、④で復習する
(4)上記(1)~(3)を周回する(全6回分を80%以上取れるようになるまでを目安に設定)
(5)試験直前に⑤公式模擬試験で最終調整する

試験本番

今回は、テストセンターに行って受験を行う「オンサイト監督試験方式」で受験を行いました。

難易度としては、Udemyで公開されている過去問を解いていれば十分対応可能なレベルで、迷うことなく回答できました。
時間にも十分余裕があり、回答・見直し含め60分もかからず終了出来ました。

試験当日は、「身分証明書2点」 と試験申し込み完了メールに記載された 「受験者承認コード」 が必要になるため、忘れないようにご注意ください!
利用可能な身分証については、以下をご確認ください。
https://support.google.com/cloud-certification/answer/9907450?hl=ja&ref_topic=9433463&sjid=9710348449124701376-AP

試験結果

試験結果は、無事 「合格」 でした!
結果は、受験後のアンケート回答後に画面上で暫定的な合否が表示されます。
公式HPによると正式な結果発表には7~10日ほどかかるとのことでしたが、私の場合は、試験日の翌々日にCredlyからCertificateのバッジが付与され、受験から3日後にGoogle Cloudから合格を通知するメールが届きました。

Google Cloud試験の結果は、合否しか分からず、スコアは非公開です。

まとめ

本試験の受験を通してクラウドやGoogle Cloudの提供サービスに関する基礎知識を学ぶことができました。
そのため、クラウド未経験の方や、これから業務でGoogle Cloudを利用する予定がある初学者の方におすすめの試験だと思います。

また、AWSやAzureの経験がある方、クラウドに関する知識をお持ちの方であれば、各サービスをGoogle Cloudの対応サービスに置き換えて学習することで、比較的容易に合格を目指せると思います。
マルチクラウドを扱えるようになるという点でも、ご自身の活躍の幅を広げる第一歩として、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

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