Bluetooth通信でセンサーデータをAndroidに送信するよ
はじめに
前回は、DHT22温湿度センサーモジュールを使って、ArduinoからMacに温湿度データを送信するシリアル通信テストを行いました。
今回は、通信方式をシリアル(USB)からBluetoothに切り替え、
Android端末と接続してセンサーデータをワイヤレスで受信するところまで進めました!
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やったこと
- HC-06 BluetoothモジュールをArduinoに接続
- スイッチONでLED点灯、Bluetooth経由でデータ送信
- スイッチOFFでLED消灯、送信停止
- Android端末側で「Bluetooth Terminal」アプリを使ってデータを確認
回路構成
これまでの構成に加えて、HC-06 Bluetoothモジュールを追加しています👇
動作の様子(動画)
スイッチをONにすると、LEDが点灯し、DHT22で取得した温湿度データがBluetooth経由でAndroid端末に送信されます。
スイッチをOFFにすると、LEDが消灯し、送信が停止します。
🎥 動画はこちら:
自作Androidアプリとの連携テスト(補足)
今回は自作Androidアプリを使って実際にBluetooth通信は行っていませんが、
その前段階として作成した自作AndroidアプリのUIモックで、次のような動作確認をしていました:
- 「Bluetooth接続」ボタン → テキストが定期表示
- 「POST」ボタン → ログ出力
- 「切断」ボタン → 表示停止
📽️ UIプロトタイプの様子はこちら(第3回の動画):
この時点では 見た目だけ の動作でしたが、UIの流れや使用感を確認するには十分な手応えがありました!
次のステップ
次回は、自作Androidアプリで実際にBluetooth接続し、センサーデータを受信する処理を実装します!
- Bluetooth機器スキャン
- 選択・接続処理
- データの受信とUIへの表示
いよいよ、アプリとハードが繋がる瞬間です…!
おわりに
Bluetoothによる無線化ができたことで、プロジェクトは次のステージへ進みます。
「データを送る」「アプリで受け取る」─ このあとのクラウド連携を見据えて、
ひとつずつ着実に動かせるようになってきました!
シリーズ記事一覧
- 【第1回】AWSでクラウド側の受け口を作ってみる
- 【第2回】光センサーでArduinoからMacにシリアル通信
- 【第3回】DHT22で温湿度を取得してシリアル送信
- 【第4回】Bluetooth通信でセンサーデータをAndroidに送信 (このページ)
- 【第5回】自作アプリでBluetooth接続&温湿度データ受信
- 【第6回】クラウド連携でDynamoDBへのPOST&完結編
※今後の更新もお楽しみに!
つづく…(第5回へ)📡🌡️📲