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Databricks JobsからDelta Live Tablesパイプラインを呼び出す

Last updated at Posted at 2022-02-19

Delta Live Tables(DLT)を用いることで、複雑なデータパイプラインであっても簡単かつ、信頼性高く構築、運用が行えるようになります。

DLT単体でもパイプラインを実行できますが、これとDatabricks Jobsとを組み合わせると、さらに複雑な処理を自動化することができます。

本書では、Databricks JobsからどのようにDLTを呼び出すのか、また、その際の注意点を説明します。

Delta Live Tablesでパイプラインを定義する

プレビュー
この機能はパブリックプレビューです。アクセスする際にはDatabricks担当者にお問い合わせください。

JSONを読み込むシンプルなパイプラインを定義します。

Python
import dlt
from pyspark.sql.functions import *
from pyspark.sql.types import *

json_path = "/databricks-datasets/wikipedia-datasets/data-001/clickstream/raw-uncompressed-json/2015_2_clickstream.json"

@dlt.table(
  comment="Jobsテスト用DLT"
)
def bronze():
  return (spark.read.json(json_path))

サイドバーからJobs > Delta Live Tablesにアクセスし、Create Pipelineをクリックします。上記パイプラインを定義したノートブックを選択し、パイプラインの名前をつけてCreateをクリックしてパイプラインを作成します。
Screen Shot 2022-02-19 at 9.49.51.png

パイプラインの詳細画面が表示されます。ジョブから呼び出すので、ここでパイプラインの実行はしません。ただ、一点注意が必要です。画面右上にあるDevelopment/Productionでパイプラインのモードを指定できるのですが、ジョブから実行する際にはProductionモードにすることを忘れないでください。ジョブからDLTパイプラインを呼び出した際、このモードによってDLTクラスターの挙動が変わります。

  • Developmentモード: ジョブ終了後、2時間クラスターが稼働し続けます。
  • Productionモード: ジョブ終了後、即座に(約5分後)クラスターが終了します。

Developmentモードは名前の通り、パイプライン開発時に選択するモードで試行錯誤、デバッグを行うため、パイプラインの処理が終了しても即座にDLTクラスターは停止しません。
Screen Shot 2022-02-19 at 9.56.30.png

ジョブからパイプラインを実行する

  1. サイドバーからJobsにアクセスします。
  2. Create Jobをクリックします。
  3. ジョブは複数のタスクから構成することができます。ここでは1つのみのタスクを作成します。タスクのTypeではDelta Live Tables pipelineを選択し、Pipelineでは上で作成したDLTパイプラインを選択します。
    Screen Shot 2022-02-19 at 9.57.31.png
  4. これでDLTパイプラインを呼び出すジョブを定義することができました。
    Screen Shot 2022-02-19 at 9.57.43.png
  5. 右上のRun nowで即時実行することもできますし、右側のScheduleを指定してスケジュール実行することもできます。

なお、ジョブの実行中にDLTのパイプラインにアクセスすると、処理状況をリアルタイムで確認できます。
Screen Shot 2022-02-19 at 10.03.20.png

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