マーケットプレースを見ていたらこちらに気づきました。
説明文を読むと、GenieのConversation APIを使うDatabricks Appだそうです。気づいたらアプリもマーケットプレースからインストールできるようになってました。
このDashアプリケーションは、Databricks Genie Conversation APIをシームレスに統合し、ユーザーがデータに関する自然言語の質問を行い、SQLベースのインサイトを即座に受け取り、動的でコンテキストを考慮した会話を行えるチャットベースのインターフェースを提供します。すべてDatabricks環境内で、最小限のセットアップとインフラストラクチャのオーバーヘッドで実現できます。
🔧 主な機能
- 🏋️Databricks Appsによる実行: Databricksワークスペースから直接デプロイして実行でき、セキュリティとスケーリングが組み込まれています
- 🔧インフラストラクチャ管理不要: Databricks Appsを活用してホスティング、スケーリング、セキュリティを処理します
- 🧩ワークスペース統合: Databricksワークスペースからデータアセットとモデルに直接アクセスできます
- 🔡自然言語データクエリ: プレーンな英語でデータに関する質問ができます
- 🛤️ステートフルな会話: フォローアップの質問のためにコンテキストを維持します
- 📄詳細な分析とビジネスインサイトを生成します
🧠 ユースケース例 🛒サプライチェーン分析: サプライチェーンデータに関する質問で会話を開始し、生成されたSQLと結果を確認し、コンテキストを維持したフォローアップの質問を行えます。
LLMのサービングエンドポイントとGenieスペースを指定する必要があります。
で、ここでユーザー認証というセクションが表示されています。これは、こちらのユーザー代理認証の設定です。これまでは、アプリに割り当てられたサービスプリンシパルに基づく画一的な認証しかできませんでしたが、これによってアクセスしているユーザーを識別した上できめ細かいアクセス制御が行われるようになります。
アプリがユーザーの権限を用いてリソースにアクセスする旨の画面が表示されます。
アプリにアクセスできました。Genieの画面に似ていますが、細かいところが違ってます。
Genieを普通に使うようにデータに関する質問をしてみます。
Generate Insights(洞察の生成)というボタンがあります。押してみるとこのデータに基づく様々な分析が行われ、洞察がまとめられました。ただ、英語での出力となっていて、プロンプトの工夫だけでは日本語にすることはできませんでした。
ソースはこちらに公開されているので自分でカスタマイズすることは可能です。
これはほとんどGenieではありますが、今後もアプリが増えてくれることに期待です。