こちらのリリースです。
注意
執筆時点では、AWS東京リージョンで動作確認してきます。
OpenAI GPT 5モデルが、Mosaic AI Model Servingで一般提供されるようになりました
OpenAI GPT-5、GPT-5 mini、GPT-5 nanoモデルが、Mosaic AI Model Servingで一般提供されるようになりました。
昨日のGeminiに次いで、GPTモデルもネイティブにDatabricksで利用できるようになりました。Anthropicのモデルも利用できるので、主要AIベンダーのモデルが揃い踏みしたと言えます。
ノートブックでも動かします。GPT-5はdatabricks-gpt-5でアクセスできます。
from openai import OpenAI
import base64
import httpx
client = OpenAI(
  api_key="<Databricksパーソナルアクセストークン>",
  base_url="https://xxxx.cloud.databricks.com/serving-endpoints/"
)
response = client.chat.completions.create(
    model="databricks-gpt-5",
    messages=[{"role": "user", "content": "なぜ空は青いのでしょうか?"}],
    max_tokens=20480
)
msg = response.choices[0].message
answer = msg.content
print("Answer:", answer)
Answer: 空が青く見える主な理由は、太陽光が大気中で「レイリー散乱」されるためです。
- 太陽光は多くの色(波長)を含む白い光です。
- 大気中の酸素や窒素などの小さな分子で散乱されると、波長の短い光ほど強く散乱されます。青や紫は赤より数倍強く散乱されます。
- ただし紫は、太陽光に元々少ないうえ、人間の目の感度が低く、上空のオゾンにも一部吸収されます。結果として、空全体から来る散乱光は青が優勢に見えます。
関連する現象
- 朝夕に空が赤くなるのは、太陽光が厚い大気を長く通るため、青い光が途中で散乱され尽くし、目に届く直射光が赤や橙などの長波長中心になるからです。
- 曇り空や霧では、水滴のような大きめの粒子による「ミー散乱」が起き、ほぼ全ての色が同じ程度に散乱されるため、空は白っぽく見えます。



