1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【2024年10月版】AWS Databricksのサインアップおよびワークスペース作成

Last updated at Posted at 2024-10-16

前回からちょうど1年が経ちました。

前回からの変更点

  • 以前は無料トライアルは14日間だったのが30日間に変更されました。
  • サーバレスの機能(SQLウェアハウス、モデルサービングエンドポイントなど)を利用できる400ドルのクレジットが付与されるようになりました。30日が経過する前にクレジットを使い切った場合には、その時点でトライアル期間も終了します。
  • 認証方式の変更。以前はパスワードログインが可能でしたが廃止されています。
  • Unity Catalogの自動有効化に伴う挙動の変更(後述します)。

サインアップ

前回同様こちらにアクセスします。氏名、メールアドレスなどを入力して送信をクリックします。この際のメールアドレスがDatabricksのアカウントオーナーになりますので注意して選択してください。

Screenshot 2024-10-16 at 15.39.00.png

ここでは、AWSを選択します。なお、この画面で完全無料のコミュニティエディションへのサインアップを選択することも可能です。

Screenshot 2024-10-16 at 15.39.12.png

上で指定したメールアドレスにアクティベーションのメールが飛びます。

Screenshot 2024-10-16 at 15.39.32.png

Screenshot 2024-10-16 at 15.39.47.png

認証方法を聞かれますが、ここではメールアドレスとワンタイムパスワードでログインします。

Screenshot 2024-10-16 at 15.40.17.png

Screenshot 2024-10-16 at 15.40.28.png

届いたメールに記載のワンタイムパスワードでログインします。

Screenshot 2024-10-16 at 15.44.26.png

ここでログインするのはアカウントコンソールと呼ばれる画面です。ワークスペースの作成やユーザー認証設定など、重要なDatabricksの設定を行うことになります。

ワークスペースの作成

ワークスペース名とリージョンを指定します。

Screenshot 2024-10-16 at 15.44.58.png

この後、AWSのマネジメントコンソールに遷移します。ワークスペースをデプロイするAWSアカウントをご準備ください。

マネジメントコンソールにログインすると、CloudFormationの画面に移動します。以前はアカウントオーナーのパスワードの入力が必要でしたが、今は不要となっています。そのままスタックを構築して実行します。

Screenshot 2024-10-16 at 15.46.15.png

数分後に以下のメールが届きます。これでワークスペースが作成されました。

Screenshot 2024-10-16 at 15.50.34.png

Databricksのアカウントコンソールでも確認できます。

Screenshot 2024-10-16 at 15.50.54.png

また、前回同様にUnity Catalogのメタストアも作成されています。また、前回は手動でメタストアをワークスペースにアタッチする必要がありますが、今では自動でアタッチされています。

Screenshot 2024-10-16 at 15.51.07.png

ワークスペースでの動作確認

メールに記載のURLあるいはアカウントコンソールからワークスペースにアクセスします。

Screenshot 2024-10-16 at 15.51.22.png

カタログへのアクセス

カタログに関してはこちらをご覧ください。Databricksのガバナンスソリューション、Unity Catalogにおける最上位のコンテナです。カタログ配下に複数のデータベース(スキーマ)、そして、テーブル・ビュー・モデル・ファイルなどを確認することができます。

サイドメニューのカタログをクリックします。ここで、前回からの変更点があります。以前は、Unity Catalogのデフォルトカタログであるmainというカタログが存在していました。Unity Catalogが自動有効化される現在では、この挙動は変更されており、ワークスペースの作成で指定したワークスペース名のカタログが作成されています。また、このカタログはここで作成したワークスペースにバインドされているので、他のワークスペースからこのカタログにはアクセスできません。

Screenshot 2024-10-16 at 16.18.47.png
Screenshot 2024-10-16 at 16.19.09.png

デフォルトで作成されるメタストア、カタログに関してはこちらをご覧ください。

テーブルの作成

このカタログ配下にテーブルを作成してみます。サーバレスSQLウェアハウスも利用できるので、そちらを使います。デフォルトのカタログmy_first_wsの下にあるデフォルトスキーマ(データベース)のdefaultを選択し、右上の作成 > テーブルを作成をクリックします。

Screenshot 2024-10-16 at 16.21.41.png

csvファイルなどをドラッグ&ドロップし、テーブルを作成をクリックします。

Screenshot 2024-10-16 at 15.53.01.png

これでテーブルにアクセスできるようになりました。

Screenshot 2024-10-16 at 15.53.32.png
Screenshot 2024-10-16 at 15.53.43.png

是非気軽にお試しください!

請求情報の入力

トライアル後も利用を継続されたい場合には、アカウントコンソールの設定にアクセスし、サブスクリプションと請求タブからクレジットカード情報を入力ください。

Screenshot 2024-10-16 at 16.33.14.png

はじめてのDatabricks

はじめてのDatabricks

Databricks無料トライアル

Databricks無料トライアル

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?